見た目ジョンはとってもまじめ。なのにどうして「いつもちこく〜」なのでしょう?わけをきくといつもびっくりありえな〜い!でも先生の罰をちゃんと受けるジョンはやっぱりまじめ。背中に哀愁さえ漂っています。
ラストのどんでん返しで、先生の顔には真実に気付いた哀れなおとなの姿が浮かびます。これを見てこころの奥がチクリと痛むおとなも多いかも。
読み終わるとみんな「ジョン・パトリック・ノーマン・マクへネシー!」と嬉しそうに繰り返します。まるでジョンと一緒に新しい‘お勉強しに’行くかのようです。きっとスカッと晴れやかな気持ちになるのでしょう。小3の男の子はこの本が大好きで大好きで、とうとう暗誦してしまいました。
ちなみに本の見開き部分の文字はバーニンガムが我が子に頼んで書いてもらったそうですよ。