「くすのきだんちへおひっこし」 みんなの声

　「くすのきだんち」の作品が、魅力的な理由を久々に読んで考えてみました。
　登場するキャラクターたちが可愛い。
　色彩が綺麗。
　お話が、優しさに溢れる内容。

　そして何よりも団地の住人のコミュニケーションのあり方が、あったかいんだと思います。
　昨今は、アパート・マンション・集合住宅とどれをとっても隣の住人の表札は見えてもお顔を知らないという乾いた人間関係です。

　半世紀以上前の長屋のようなフレンドリーな空間が、このくすのきだんちにはありますね。

　今回は入居を躊躇っていたかえるさんが、住人たちの親切に触れ入居を決めるというお話です。
　
　ラストの歓迎パーティのページには、うらやましくてため息が出ました。

今度は春になって・・新緑がきれいなくすのき団地の表紙！
空き部屋に新しいお客さんがやってきた？という前回の続きです。

くすのき団地の住人たちはみんな心温かい優しい動物たちばかり。
管理人のもぐさんもですが、各階にいろいろな特技を持った仲間が住んでいるから、いざという時にも安心。
怪我をしたかえるさんもみんなの優しさに包まれて幸せそう！
いいなぁこの団地、住んでみたいな。楽しいだろうな。

そんな気持ちになれる絵本です。
レストランのくるみ亭のパーティーも楽しそう。

くすのきだんちに、かえるが引っ越してくるお話でした。
「くすのきだんちシリーズ」の他の作品に比べて、くすのきだんちの住人たちの優しさが際立った、温かいお話だったと思います。
くすのきだんちの魅力がとてもよく伝わるお話でした。

春のお話ですが、それほど季節は関係ないかも。
このシリーズは、ほのぼのとした雰囲気の中でちょっとした事件が起こり、みんなの機転と優しい心使いで解決するので、安心して読めます。
階段の手すり滑り、ホント危ないのですが、実は私も小学生の時やりました。
前作で、生まれたての赤ちゃんだったカケスの坊やたち、大きく育ってました。
また、次のお話が楽しみです。

息子も私も大好きなシリーズです。

くすのきだんちの住人が増えます。
鳥や動物達が住むくすのきだんちにやって来るのは･･･

ちょっと意外性のある住人ですが、管理人のもぐを始め、みんな温かく見守っています。
こんな風に寄り添い、見守りあい、助け合うことの出来る仲間がいるって素晴らしい。
読んでいる方にまで温かさが伝わる、素敵な作品です。

正直言って、1回読んだだけではあまりこの絵本の良さは分かりませんでした。
文章もあまり上手とは言えない（読み聞かせるにはまわりくどい）と感じたので、1回で終わりかな〜と思っていたのですが、繰り返しリクエストされています。

息子の好きな乗り物も出てこないし、何がそんなに彼を惹きつけるのだろう・・・。
悪者が1人も出てこない、それぞれの登場人物が関わりを持って生きている、というところがほっとするのかな？

シリーズ本みたいなので、そちらも借りてみようと思います。

くすのきだんちは絵本で一番好きなシリーズです。
1度目、2度目は４歳の娘のために、
3度目以降は自分のために読みたくなります。
我が家は寝る前に絵本を読むのですが、
住民の優しさに癒され、ホッコリ温かい気持ちで眠ることができます。
これからのシリーズも楽しみに待ちたいと思います。

見ず知らずのカエルなのに、怪我の手当てをしたり、見舞ったり、音楽を聴かせてあげたり、ここの住人は本当に優しいのです。

階段をのぼるのが大変（部屋は８階）、天敵も住んいでる（しかも上下階）、それでも引っ越してきたくなるほど素敵な、くすのきだんち！
その上、入居後に快適に暮らせるような心配りまで！

あぁ、くすのきだんちに住んでみたい。
本当に素敵なくすのきだんちです♪

魅力的なくすのきだんち、８階の空き室に入居者があるようですよ。
春風の中、やってきたのはかえる。
早速内覧ですが、階段の多さなどで躊躇したものの、
思わぬハプニングで、住人の素晴らしさに気づくわけですね。
そうそう、これが、くすのきだんちの住み心地の良さ。
かえる用にリフォームされた部屋も、なんて素敵なんでしょう。
水泳のコーチというかえる。
くすのきだんちに、また素敵な人材が登場です。
続編が楽しみです。

とにかく住人がみんな優しくて親切で、初対面で見学に来ただけのかえるさんに対する対応を見ていたら、そりゃー、引っ越して来たくなるよなーと思いました。
素敵なご近所付き合いが出来そうでくすのきだんちに住んでみたいなーと思ったり。とても暖かいお話です。