一人住まいのご夫人ボドさんのもとに、爬虫類学者の息子さんから誕生日プレゼントが届きました。開けてみるとなななんとへび!!(へびの入っていた箱がユニークですっ)
さっそく博物館でその種類を調べるあたり、さすが学者のおかあさん? 毒がないことを知ると、安心して、「クリクター」と名前を付けて子どものように可愛がります…。
ボドさんとクリクターの関係は親子そのもの。ミルクをあげたり長いセーターを編んだり、ボドさんは久しぶりの子育てを楽しんでいる様子。
絵本とはいえ、へびと聞くとどこか引いてしまいますが、この絵本に出てくるクリクターは本当にかわいい。甘え上手なのに芯はしっかりしてて。泥棒が押し入った時にはボドさんをしっかり守りました!
わが家で最近読んだ中で、一番のヒット作です。
抱いてミルクを飲ませたり、アルファベットになったりするところが特に気に入ったようです。
学校での読み聞かせにも、二人揃って「クリクターがいい!」と薦めてくれました。(なるほど、学校でも反応上々でした〜。)
クスッと笑えるツボ満載で、最後は優しい気持ちになれる、素敵なお話です。
「すてきな三にんぐみ」と同じ作者なんですね。
#日本語表記では「ウンゲラー」「アンゲラー」二通りあるようですが…。
道理で?泥棒の雰囲気が似ていますね! どこか懐かしい気がしました(笑)。