訪問先の幼稚園の年長さんクラスで読みました。
幼稚園のなかの設定保育の時間に、数や時間などのお勉強を
しているようですが、ただ単に数字や時間を暗記しているような
気がしたので、折角、時間に付いても学んでるのなら・・・
と思い、この絵本を読んでみることにしました。
1秒から始まり、1分、1時間、1週間・・・1年と、
時間の長さがだんだんと増えていくのですが、その増えていく過程が
子どもたちにとてもわかりやすいように、子どもたちの日常を
織り込んで、楽しく、そしてスムーズな流れに沿って描いてるところが
子どもたちにもきちんと理解できたようです。
とくに、「しゃっくり1かい1びょうかん」は、おもしろい例えに
1秒というリズミカルに刻む時間が「なるほど〜」と、うなずく
子どもたちもたくさん居ました。
サブタイトルに“こどものためのじかんのほん”と書かれているのも
わかるな〜って納得する絵本でした。