「そらまめくんとめだかのこ」 みんなの声

大人気のそらまめくんシリーズです。
私と娘は「そらまめくんとめだかのこ」が好きですが、
息子は「そらまめくんとベッド」が好きです。
私のお気に入りのシーンは、そらまめくん達が水の中に入り、めだかくんと出会うところです。
水中の野花のなんときれいなことでしょう。
緑いっぱいのかわいい絵に癒されます。
かわいい絵ですが、春の植物がキチンと正確にえがかれています。
田舎育ちの私にとって、とても身近な植物はなんだか懐かしいんです。
レンゲ、シロツメクサ、ナズナ、スズメノテッポウ、オオバコ。
さながら、植物図鑑のようです。

本を読んだ後優しい気持ちになれます。今回はそらまめくんが自分のベットを使って迷っためだかの子を運んであげる話ですが、子供達も自分のベットをぬらして？？とかなりびっくりしていました。次男は、でもベットが濡れていたらおしっこ漏らしても解からないからいいかもしれないって・・（笑）私は小さい頃、迷子になったおたまじゃくしは時々助けた事があるのですが、本を読んでその懐かしさがよみがえりました。今はすっかり景色も変わり、子供達もそういう経験は出来ません。残念な気がします・・・。子供達もこのそらまめシリーズは大好きで、読んだ後からもう一度！とせがまれます。可愛いお豆たち、私も好きです。

そらまめくんは自分の殻のベッドが大のお気に入り。ある日大きな水たまりで遊ぶ事になって他の豆くん達は自分のベッドを船代わりに乗っていましたが、そらまめくんは大事な殻のベッドを汚したくない為に他の豆くんのベッドに乗ります。すると大きいがために「ザッブ〜ン」。そんな時に迷子のめだかに会いました。水たまりの中に入ってしまっているので、川へ戻してあげなくてはなりません。しかしどの豆くん達のベッドでは小さく、めだかは入れません。そんな時そらまめくんが自分の大切なベッドでめだかを助けてあげました。大切なベッドなのに汚れてもいいからめだかを助けた・・そらまめくんに感動！子供達も「おうちに戻れてよかったね、めだかくん」って言います。だから私も子供達に「誰にでも優しくしてあげれるといいね、そらまめくんのように。」って言います。人を想いやる気持の大切さを感じれる絵本でした。

いつも、題材のとらえかたに「そうきたか…」と感銘させられます。この本では、水中のシーン。小さな空気のアワブクがでてくるところが、いいんです。すっごくきれいだろうな〜とわくわくします。
とても、大好きな一冊です。

私も、水の中の世界が、きれいだなぁ〜と、しばし眺めておりました。

さてさて、下の息子。
最初のページを読み終わると、
「幼稚園で読んだ〜あのね〜」と内容を話そうとしました。
でもでも、私もまだ読んでいないし、隣で聞いている真ん中の息子も知らない様子。
「知ってても、言っちゃだめぇ」と、さえぎって、続きを読みました。

すると、聞きながらずっと「グリーンピースの兄弟」を観察していたみたいで、
最後のページから１枚ずつ戻しながら、５人（粒？）兄弟のうちの１人（粒）を指して、
「どうしてこれも、これも、これも、これも、これも、怒ったみたいな顔してるの？」と。
確かに１人（粒）だけ必ず目が線。
真ん中の息子の言葉でいうと、
「ポケモンのタケシみたい。」

なぜかそこから、ポケモンのタケシの兄弟家族の話をたっぷり聞かせてくれました。

　家の池にいためだかを捕まえて水槽で飼い始めた頃に購入しました。ちょうど水生生物に興味を持ち始めた二歳の息子のために。緑や水色など、自然に沢山ある色が使われていて絵を眺めているだけで楽しい私と、魚やそらまめくんたちを指差して喜んでいる息子。絵だけでも2人で十分楽しめましたよ。
　お話は少し難しかったみたいですが、最近では息子が勝手にお話を作ったりしています。
　絵がとても綺麗で色使いも素敵な絵本は、まだ幼い子にもそれなりの楽しみ方が出来るんだな、と思わせてくれた絵本です。
　最初は自分のことだけを考えてベッドを使わなかったそらまめくんが、最後にはめだかのために大切なベッドを使う息子がもう少し大きくなって、お話が理解できるようになったら、そんな優しさを息子にも持って欲しいな、と思いながら読み聞かせしたいと思います。

絵がとてもかわいい！！
そらまめくんは、宝物のベットを最初は水につけることが出来なかったのに、めだかのこを助けるためにベットに水を入れて助けてあげるようになったのは、読んでいてとても心があたたまりました。

１冊目でうずらの赤ちゃんのベッドとして活躍したそらまめくんのふかふかベッド。
２冊目ではめだかさんの水槽のかわりにまたしても大活躍。

今回は偶然ではなく、そらまめくんが自分で決心してベッドをめだかさんのために使います。
そらまめくんのリーダーシップでみんながひとつにまとまるのも頼もしく、
そらまめくん、成長したんだね〜、と読んでいて感慨深かったです。

愛らしいそらまめくんは4歳の息子のお気に入りのキャラクターです。
特にみんなでめだかの子をそらまめくんのベッドに入れて運んであげる場面が大好きです。
2歳の娘は絵本を指差して「まめ、まめ」と楽しそうに笑っています。

最後の裏表紙の絵を見て息子が「めだかの赤ちゃんはお父さんとお母さんに会えたの？よかったねー」とほっとした様子で言うと、娘も「とーたん、かーたん」と言います。

そらまめくん達がめだかの家族を引き合わせてあげたのを喜ぶ子ども達の姿を見て、私自身がほのぼのとした気持ちになりました。

そらまめくんたちが、広場に出来た水たまりで、自分のベットを浮かべて遊んでいました。でも、そらまめくんだけは自分のベットを濡らしたくなくて、ピーナッツくんのベットに乗せてもらいます。ところが、二人乗ると重くてベットはひっくり返って二人は水の中。
そこで、そらまめくんたちは迷子のめだかにあいます。
小川までどうしたら帰れるでしょうか。そらまめくんたちは、知恵をしぼって考えます。

娘がめだかに関心を持ったときに購入しました。
そらまめくんたちがとてもかわいいです。
野花や緑がとても綺麗で、丁寧に描かれていて私は気に入っています。
絵を見ているだけで、楽しく落ち着くのを感じます。

そらまめくんのように、自分の大切なものを持っているっていいですね。でも、それ以上に友達を助ける気持ちって大切です。
そらまめくんのように優しい気持ちを忘れないでほしいです。