「るるるるる」 みんなの声

とにかく、この「る」という文字だけであらわす、飛行機の動きが楽しい本です。
この本のあとは、しばらく飛行機のように子供を抱っこして「るるるるるる」と部屋中回ると子供は大喜びします。

飛行機の音の表現が「る」というのはなかなかいいです。
子供に物にも音があることを教えるにはいいと思います。

これも、夫が仕事のために借りてきた絵本です。
これは、長女とではなく、次女と読みました。
２才２ヶ月の次女は、とっても気が強いくせに、とっても恐がりなんです。怖いものはたくさんあるんですが、飛行機の音もそのひとつ。（悪口を言う時、「ママのバカ！」や「ママのケチ！」同様に「ママの飛行機！」と言うんです。爆笑）
だから、この本見ながら、優しく「るるるるる」といって、「飛行機飛んでるね。気持ちいいね。怖くないね。」と言ったら、少し安心したみたい。
色も、なぜか、ピンクや赤より、緑色が好きな次女。みどりの飛行機がたくさん飛んできたペ−ジはキャッキャッと喜んでました。

るるるるると、飛行機が飛ぶんです。
場面によっては、音がかわるところがおもしろく、子供には受けました。
一時、「るるるるる・・・・」と言いながら遊ぶことがあったんです。（笑）
それくらい、子供の中に残ったんですね。

「るるるるる」と飛んできて雲に隠れ雨雲になり正面から別のが飛んできて落ちてしまう。あれれ？と思ったら復活。また「るるるるる」と言いながら最初のページに戻りました。
娘には少し長かったようです。

　実は購入の動機は息子に「る」と「ろ」の違いを分からせるためというものでしたが、そんなこと以上に飛行機たちの空飛ぶ「気分」を楽しんだ気がします。文字って、サイズを変えたり、向きを変えたり、間隔を変えたり、ちょっと音を変えたり（「れ」）するだけで、いろんな表情を見せてくれることがとてもよくわかりました。