引越したばかりのももちゃんが、おうちの周りを探検。
気になる扉が次々見つかり、ノックすると不思議なお店があって、
その店員と仲良くなっていろいろお土産をもらうという趣向。
ノックをするという積極性が、新しい人との出会いという、
まさに「扉を開く」展開となるのが印象的です。
注目は、個性的な扉の数々。
ももちゃん同様、気になってしまう存在感です。
どうやら、ももちゃんはお菓子作りが得意な様子。
いただいた材料で、どんなお菓子が?
なるほど、これなら、小さい子でも、すぐに作ることができます。
終盤はちょっとしたハプニングですが、
仲良しだからこその展開が温かいです。
ドイツ在住の作家さんだけに、描かれるアイテムが本格的。
そんなところも魅力です。