「ネズミはひとり森のなか」 みんなの声

クリスマスにちなんだ絵本だとは気づかずに図書館から
借りてきて読みました。ちょうどクリスマスの頃に読んだので
タイミングがよかったです。
ひとりぼっちだったネズミさん、扉をあけてよかったね。
お友達ができてよかったね。
自分の心の扉を勇気を出して開かないと、出逢いはやって
こないんだよね。
ところで娘はネズミさんの真似をして、チーズをかじって
喜んでいます（笑）。

森の中の小さな家に、とても恥ずかしがりやのネズミが住んでいました

独りぼっちだったから、話相手がいなかったから、寂しくていつもなに

かを「コリコリ　カリカリ」とかじって寂しさに耐えていたのだと思い

ました。「おともだち！」の言葉に嬉しくて体を震わせたネズミの純情

に可愛いと思いました。うさぎさんとりすさんの聖歌隊の登場にこれか

らは、仲間にも入り独りぼっちでなくなって、コリコリ　カリカリと

寂しくしてなくていいのだと思いました。

聖歌隊の灯がとても素敵でした。

「ともだちになれるね」と聞いた瞬間の小さなねずみの反応。
嬉しさを爆発させるにはあまりに恥ずかしがり屋さんな様子が
短い文章の中に表現されていました。
月明かりで暮らしていたであろうねずみの家に持ち込まれた
聖歌隊の灯はとてもあたたかそうで幸せを感じました。