「よるよ 」 みんなの声

表紙の不思議な雰囲気に惹かれ、手に取りました。
前から読んでも後ろから読んでも同じになる回文でできたえほん。タイトルも回文です。
本文中の回文も難しいものではなく、短くて簡単なものばかり。ふわっとしたイラストと相まって、リラックスして読めます。
夜の幻想的な雰囲気が味わえる作品です。

回文絵本です。

そんなに長くない言葉での回文なので

普通に小さい子でも読めると思います。

よるの中でのお話なので

全体に黒がベースになっていて

そこにいろんな色が使われています。

動物がたくさんでてきて楽しめます。

声にだして読みたいです。

回文絵本です。
回文絵本ですが、なぜかリラクゼーションの絵本です。
夜の世界にポイントを絞り、にぎにぎしい言葉遊びではなく、心地よい言葉がぷかぷかと浮かんだ世界です。

「よるよ」から始まって、緊張感をほぐしていくような展開になるのは、中山信一さんの絵のマジックです。
夢のような夜を味わって、リフレッシュ出来たら、「さあ…あさ」と、新しい一日が始まります。
心憎い演出でした。