ごきげんななめのてんとうむし」 みんなの声

ごきげんななめのてんとうむし 作:エリック・カール
訳:もり ひさし
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1998年12月
ISBN:9784034252901
評価スコア 4.56
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みんなの声 総数 67
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  • 「ナナホシ」じゃないんだ!! ほんとだよ。数えてみてね。
     --良い絵本は注意力を鍛えるにも絶好の教材--

    表紙には、ご機嫌斜めのてんとう虫の正面の絵があるでしょ。

    星の数を数えてみよう。「そう、7つだね。」でもね、

    「出版社からの内容紹介」に出ているてんとう虫の絵を見てみよう。左が「ごきげんななめ」右が「ごきげんくん」だね。

    右の「ごきげんくん」は片方の羽に3つの星と半分の星だから両方合わせると7のつの星だね。だからナナホシテントウ

    でも、左の「ごきげんななめ」には片方の羽に4つの星と半分の星だから、両方合わせると9のつの星だね。

    だからナナホシテントウじゃないんだ。中表紙の「ごきげんななめ」の星の数を数えるとよくわかるよ。9こなんだ。

    世の中にはトホシテントウという葉っぱを食べるてんとう虫がいるから、9この星のてんとう虫は人間にとってもちょっと悪いやつということかもしれないね。

    エリックカールは本当に深く考えて絵本を作っているから、しっかり絵本の深読みをしてね。

    投稿日:2021/11/30

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  • エリック・カールさんは 本当に遊び心 天才ですね!
    ごきげんななめのてんとうむしは 自分のけんか相手を探して飛び立つのです
    しかけがおもしろく
    あさ5じから〜  6じ はちに出会い 偉そうに「けんかしたくないのか?」だって  でもね はちだってまけてません てんとうむしより大きいのですもの・・・・
    時間の経過と共に くわがたむし かまきり すずめ  ざりがに
    そして おおきな ぞうにまで「ぼくとけんかするか?」

    そしてもっと大きな 海のくじら へ〜! びっくりの展開に
    くじらの大きさは ちいさなてんとうむしには 歯が立ちません
    くじらのしっぽで ぺたん!
    てんとうむしはふっとんでしまうんです

    そして 夕方6じ もどりついたのは もとの葉っぱの上
    きげんのよいてんとうむしは はらぺこのてんとうむしに ありまきをごちそうしてくれるのです

    あ〜 よかったね!  ごきげんななめのてんとうむしも
    優しくなれるかな?

    それにしても きげんのよいてんとうむしは 優しい 
    きげんがいいことは 幸せですね〜

    おもしろい しかけえほん エリックさんの遊び心とユーモアがいい  センスがいいんです!

    すごいですね〜 

    投稿日:2021/05/05

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  • 仕掛けが楽しい絵本

    てんとうむしって愛らしい存在なのですが、この絵本のてんとうむしは「ごきげんななめなてんとうむし」ご機嫌ななめな上に横柄なんです。
    そんな横柄な態度をとらなくても・・って思ってしまいました。
    子供は数字が好きなので6時、7時と時間が過ぎていくのが楽しいようです。
    時間ごとに時計の針が動いたり、太陽も昇ったり沈んだり、出てくる動物も大きくなったりといろんなところが凝っていて楽しいです。

    投稿日:2010/11/30

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  • おもしろいページ

    図書館で借りてきた本ですが、本のページが少し変わっていて、最初見た時は、「え!?カッターで切られているのでは!?」と思ったほどです。
    ごきげんななめのてんとう虫が、周りにいる生きものたちにケンカを売って回るという、変わったお話でした。
    最後のオチもおもしろく、「怒っていると、損するね」と息子に語りかけながら、読み聞かせました。

    投稿日:2024/07/03

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  • しかけもテーマも面白い

    しかけ絵本の名手、エリック・カール氏の作品です。
    夜が明けて、ごきげんななめのてんとうむしがきげんのよいてんとうむしと出会うところから物語が始まります。
    不機嫌剥き出しで攻撃的なごきげんななめのてんとうむしは、その場を立ち去り、むしゃくしゃをぶつける相手を探す旅へ。

    そこからは相手の大きさに合わせて、画面と文字のサイズが変化していきます。
    そして場面が切り替わる毎に「6じ」「7じ」と太字で書かれた時刻も増えていきます。嬉しいことに、それに合わせて時計の文字盤も描かれています。
    そのような大きさ、数字・時計の変化に加えて、繰り返しのやり取りが続く点が魅力です。

    それにしてもまあ、このごきげんななめのてんとうむしの虚しい頑張りといったら。
    丸々12時間かけて、喧嘩相手を探し、さらにそこから小一時間手応えのない活動を続けたと思ったら…

    不機嫌・対立よりも、機嫌良く受容的であることに価値があるというメッセージが、楽しい絵本を通じて伝わってきます。
    幅広い年代で楽しめる絵本です。

    投稿日:2021/04/30

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  • 面白い

    面白いです!!

    どんどん変わっていく太陽の位置も、ページをめくるたびにどんどん大きくなっていく絵や文字も、くじらの尻尾も、そして、エリック・カールさんならではの色彩豊かな絵も、とても魅力的です。

    ごきげんななめのてんとう虫も、なんだかんだで、誰ともけんかせず、平和なお話だと思いました。

    1才8ヶ月の子どもがどこまでストーリーを理解しているかはわかりませんが、何か惹きつけるものがある様で、お気に入りの一冊です。

    投稿日:2021/03/23

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  • 知育の要素も詰まった素晴らしい仕掛け絵本

    この絵本、仕掛け絵本であることは読む前から知っていたのですが、知育の要素もあることがとても気に入りました。
    ごきげんななめのてんとうむしが、1時間おきに自分より大きな相手にケンカをふっかけます。
    どうみても勝てっこない相手に強がりを言う、その姿もユーモアたっぷりで面白いのですが、
    注目すべきは、ちゃんと時間の経過にあわせ、太陽の位置が変わっているというところ!
    そろそろこういったことも子供たちに教えたいのですが、ストーリー性のない本にはまだ興味を示さないので、まずはこういうところから始めるのもいいですね。
    子供たちも、あっ、変わってる!と太陽の変化に興味をもってくれたようなので、しめしめです。

    投稿日:2020/10/28

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  • 身のほど知らずのてんとうむし

    ご機嫌ななめのてんとうむしの無鉄砲さにドキドキしました。次第に大きくなっていくケンカ相手に、精いっぱい虚勢をはって、やっていることと言えば逃げているだけでしょう。
    絵本の仕掛けが、効果的にてんとうむしの無謀さを表現しています。
    エリック・カールさんらしい、やさしくてユーモラスな結末と、とっておきの仕掛けには感嘆です。
    不機嫌な子どもの機嫌が治れば良いですね。

    投稿日:2020/08/28

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  • かっこ悪いなあ

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子3歳

    こういうのをご機嫌斜めというのか微妙ですが、
    「ぼくとけんかしたくないか」と
    自分の力を誇示しようと、
    自分より大きい相手にもけんかをふっかけるさまは
    子どもぽくって、情けなく、
    かっこ悪いなあ、なんて思いながら読んだのですが、
    時計や太陽の動きなど、
    ちょっとしたお勉強もでき、
    子どもたちは楽しかったようです。

    投稿日:2019/04/26

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  • ごきげんななめはつまらない

    ごきげんななめなてんとうむしのようなひとも
    ごきげんのいいてんとうむしのようなひともよくいますね
    やっぱりごきげんのよい生活をした方が
    断然楽しいだろうと思います。
    ごきげんななめのつよがりさんは
    無事に帰れてよかったようなものですね。
    エリックカールさんのお話は
    面白くて、色がとっても楽しいです。

    投稿日:2017/12/05

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