娘の大好きな虫や動物たちがいっぱい出てきます。
てんとう虫も、幼虫から育てたことがあるほどの娘ですから、身を乗り出してお話しに聞き入っていました。
もう、一年以上もまえのことです。
当時、時計もそろそろ覚えさせたかったので時期的に丁度いいかなって思いました。
そう、時計の仕掛け絵本でもあるんですよ。
時間の経過の中で、ごきげんななめのてんとう虫はいろいろな生き物にあいます。
その度に、「ぼくとけんかしたくないか。」っていいます。
でも、自分からふっかけておきながら、「きみじゃぼくのあいてにはものたりない。」とかいって、逃げてしまうんです。
おもしろいですよね。
時間の経過を小さな時計で表していて、それにあわせて太陽の位置も移動していたり、けんかの相手もどんどん大きくなっていく様子など、仕掛けがいっぱいあって、とっても楽しめる絵本です。
最後に、機嫌のいいてんとう虫とごきげんななめのてんとう虫が一緒に食事をするところ、ほっとしてやっと落ち着いたねってところでしょうか。