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宮沢賢治の絵本 いちょうの実」 みんなの声

宮沢賢治の絵本 いちょうの実 作:宮沢 賢治
絵:及川 賢治
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2008年10月
ISBN:9784895881197
評価スコア 4.45
評価ランキング 11,161
みんなの声 総数 37
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37件見つかりました

  • 旅立ち

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    いちょうの実がこども、いちょうの木がおかあさんとして描かれた絵本です。わかりやすくなんだか感情移入してしまいました。
    いちょうの実たちが幼稚園くらいの子に見えてかわいいなーと思いました。
    こどもはいつか親から旅立って(巣立って)いくものですね。楽しみなような寂しいような…。

    投稿日:2015/09/22

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  • 近づく旅立ちの時

    • 沙樹さん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子5歳

    いちょうの実を擬人化して、旅立つ様子を描いた作品です。

    とてもかわいい、いちょうの実の子たちが、
    旅立ちの準備をし、期待と不安でいっぱい。
    お母さんであるいちょうの木は、悲しくて葉っぱを落としてしまいます。

    どんどん、その時が近づく緊張感・・・。

    悲しい別れ、でも、巣立つ我が子達が
    輝かしく旅立っていく・・・

    なんだかちょっとじんわりとしてくるお話でした。

    投稿日:2014/07/07

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  • 母の偉大さ

    気持ちのよい新しい朝、いちょうの実たちは一斉に旅立ちます。

    男の子はワクワク楽しそうで、女の子は不安で行きたくないと言っています。
    私は…女の子と同じですね。きっとおっかさんと離れたくないって、泣いちゃうと思います…。

    私が昔住んでいた団地の前に、いちょう並木がありました。
    いちょうの葉が少しずつ、寂しそうに落ちていくのが好きで、地面に散らばったいちょうを触るのが好きでした。

    …あれは、親の涙だったんですね。

    いちょうの実の子どもたちはとっても仲が良く、思いやりのある優しい子ばかりです。
    きっとおっかさんが、大切に大切に育ててきたんですね
    そして子どもたちも、おっかさんの事を大切に大切に想っている…

    子どもたちは新しい世界に胸を躍らせているけど、それだけではないという事をおっかさんは知っています。

    私は希望に溢れる子どもたちより、おっかさんの気持ちの方が、気になって気になって仕方ありませんでした。

    私もいつか親の涙を流すことができたら、どんなに幸せだろうか…。

    おっかさんは強いですね。
    涙は旅立ちの前の日に、全て置いてきました。
    何も喋らないけど、別れの時でも凛とした強さを感じます。
    だから子どもたちは、安心して旅立つことができるのですね。

    いちょうの木はなんだか少し…私の母に似ているような気がしました。

    投稿日:2014/06/25

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  • 黄金色の子供たち 受賞レビュー

    一読して、イチョウの実の子供たちと、イチョウの木のお母さんの、様々な思いが胸にあふれるようでした。
    新しい旅立ちへの不安と希望、喜びと悲しみ、優しさとせつなさ・・・
    こんな思いを抱きながら、賢治はイチョウの木を見上げていたのでしょうか。

    千人の子供たちは、千通りの思いを抱いて、やがて旅立ちます。
    まぶしい朝日を受けて、輝きながら一度に飛び出していく場面がとても印象的でした。

    賢治の文章は本当に独特で、大好きです。
    自然描写も透き通るほど美しい。
    中でも、イチョウの葉をお母さんの黄金の髪の毛に見立てるなんて素敵です。
    イチョウには雌雄があって、実を付けるのは雌の木だけ。だから「お母さん」なんですね。

    そして、及川賢治さんの挿絵もとても可愛らしくていいなと思いました。
    小さなまぁるい、黄色の頭をした沢山のかわいいイチョウの実たち。
    夜のモノトーンの色彩の中で、イチョウの実と、光り輝く太陽の黄色が効果的に使われていて、とても素敵な絵本だと思いました。

    投稿日:2014/06/24

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  • 母になってから、子どもの成長に関するお話を読むと、自分の子どもと重なって、涙がポロポロとこぼれるようになりました。

    『いちょうの実』もとても愛らしく、感動的なお話です。

    そして、例のごとく涙がポロポロとこぼれ、数日たっても、また思い出して涙がポロポロ。

    いつか娘が成長して巣立つ時があるんですよね。

    私もイチョウのお母さんのように、ドンと構えて娘を無事に社会に出してあげられるよう、お母さんとしてしっかり成長したいと思います。

    それにしても、及川さんのイラストは素晴らしいですね!いちょうの実がまるで人間の子ども達のように描かれていて、愛らしさがアップしています!おそらく多くのお母さんたちの涙も倍増でしょうね。



    投稿日:2014/06/23

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  • 3歳3ヶ月の息子に図書館で借りました。

    宮沢賢治さんの短編に、及川賢治さんがイラストを描いています。

    このイラストがとても良かった。
    黒、グレー、黄色、ピンクなどの限られた色彩を使い、
    二次元で単純化されながら、
    しかしとても印象的に描かれています。
    ページの地の色も、白のほかグレー、黒、黄色、ピンクなどが使われ、
    インパクトがあります。
    最初の見開きの夜の表現はとても素敵ですし、
    銀杏たちの黄色い丸い子どもの表現は今風でとてもかわいい。

    宮沢賢治の文章が少し古い文体ですけれど、
    この絵をつけると、楽しく、かわいらしく、
    何となく新しく親しみをもちやすい雰囲気を醸し出し、
    今まで読んできた宮沢賢治の別物の本みたいに感じるのが不思議です。
    私はとてもいいと思いますが。

    3歳の息子は、それなりに理解をして、楽しんでいたよう。
    銀杏の子どもたちの絵をみて、自分に重ね合わせては
    「これは〜〜だねー」と感想を言っていました。

    投稿日:2014/06/20

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  • とてもカワイイいちょうの実☆

    母であるいちょうの木から旅立つ千人の子供達‥いちょうの実との最終日と前日を描いたお話です。

    いちょうの実たちの会話もかわいらしいですが、絵もとてもキュート。
    白黒で描かれているいちょうの木に、いちょうの実の黄色がとても映えています。
    扇形のいちょうの葉が落ちたのは、母の涙だったのですね。

    子供の旅立ちを見送る母の切ない姿、光と風と共に旅立つ子供達。
    悲しいお話ですが、ラストはおひさまが照らしてくれ、前を向いて頑張っていけるような気持になりました。

    投稿日:2014/06/20

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  • 読みやすい

    宮沢賢治さんの作品には、子供が理解するには難しいものもありますが、このお話はきっと読みやすいほうだと思います。
    読んでいるときには、絵からのイメージにも助けられましたね。
    いちょうの木や実を人のように描く方法は、子供向けの絵本でよくあるので、子供たちに慣れているでしょう。

    投稿日:2014/06/19

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  • こころでよむ 受賞レビュー

    初めて読んだときは25歳くらいで、宮沢賢治の短編集でした。電車の中で涙を隠して読んだのを覚えています。宮沢賢治の作品で1番好きなお話でした。40歳で絵本を見つけてとても嬉しかったです。そしてやっぱり心もまぶたもじーんと熱くなりました。
    一本のいちょうの木のお母さんとたくさんのぎんなんの子どもたち。旅立ちという別れが優しく、悲しく、いとおしくかかれています。
    ぎんなんの子どもたちはお母さんを安心させるために支度をせっせとします。お互いの持ち物や服装、気持ち、を思いやり、いたわりあい、励ましあって時を待ちます。
    ひとつぶのこどもは旅立ったら王様になりお母さんと兄弟を迎えに来ると語り、もうひとつぶはカラスに乗って旅をすると夢を語ります。
    いろいろ語り合う子供たちに反し、始めから最後までいちょうのお母さんの言葉は一言もありません。しかし子どもたちの会話から、成長した子どもを嬉しく誇りに思い、旅立つ行く末を心配し、別れを心の奥底から悲しんでいることがわかります。「母」というしんの強さ、愛情の深さ、慈しみのあたたかさが伝わってくる短い文章も印象的です。
    いちょうからぎんなんが落ちるというほんのなんでもない自然のことが、透き通ったなにかの食べ物を食べた賢治さんだから感じれたことに思えてなりません。
    目に見えない大切なものを子どもと感じれるようこれからも絵本を読んでいきたいです。

    投稿日:2014/06/14

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  • 千人の黄金色の子供

    とても可愛らしい挿し絵です。
    おっかさんの木から旅経つ「千人の黄金色の子供たち」の会話を描いたおはなし。子どもたちの不安や期待がユーモアたっぷりに描かれていました。
    ラストにはちょっとドキッ。悲しむ母親の木と旅に出た子が、自分と子供の関係と重なって、ちょっぴり切なくなりました。

    投稿日:2014/06/11

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