とにかく彼の持ち本の中からこれを選んで一日何回も読んでくれとパパにせがんでいた。又自分でも開いてめくって見ていた。加減がないので破く事も多くセロテープだらけになってしまった。横開きのため子供がめくっても本が閉じないでキープ出来るのが良かったようだ。使われている色のトーンがビッビットで赤ちゃんや子供が注目する色合い、必要な物だけを絵にしてる(背景がないと言うかバックは白)からわかりやすいのだろう。(***シンプルだけど、リンゴ1つもベタ塗りでなく複数の色を使ってるところがとってもアート)よくベイビーの雑誌に見られる長さの違う短いページがあり、子供が自分でぺらぺらめくれる、そのページに直径8ミリの穴があいていてそこに指を突っ込んで遊ぶなど、子供にとっては魅力的なのだろう。ストーリが理解出来る年齢ではないと思うが、パパが暗記するほど、読まされていた。訳が上手、とてもリズミカルに日本語文にしてると思う。しゃべれないんだけど読んでほしいと言うのがこちらにわかる。あまりにもぼろぼろになってしまったので、赤ちゃん用品の店で英語版の小さくて厚紙で出来た物を見つけた時にもう一冊購入。(アメリカ在住)紙の材質が違うせいか鮮やかさが少々落ちるのが惜しい。こちらも見るが、大きい方が好きみたいだ。(破けるからかもね)今のところマイサン、ライアンがこれだけ執着した本はない。
私個人としては、”あおむしは みどりの はっぱを たべました。____おなかの ぐあいも すっかり よくなりました。”ここが大好きです。なぜなら自然である緑の葉っぱを食べたらお腹が治ったと言うのは、自然の力はすごいと言うことであり、自然を大切にしなきゃいけないと言うメッセージが有ると思うからです。一冊の絵本ですが子供の為の物であり作者が未来の力となる子供に伝えていきたい大切な事をきちんと込めている物と私は思います。