「レインボウブックス かたち」 みんなの声

どんぐり、ひょうたん、ラクダ、山、バナナ、とんぼ、クローバー、亀、、、


いろんなものを字なしで表現しています。

未就学児のファーストブックには良いかと思います。

8歳には簡単でしたが、同じような切り絵を作る、などの方法で遊べばよいかなと思いました。

かたちというタイトルを見ただけだと、丸や三角四角などの形が登場すると思ったんですが、もっと自由度が高くて想像してなかった形だらけでした。渦巻きとかひょうたん、バナナやカメまで！次は何の形かな？とワクワクしました。

文字が全く無い、色と形を楽しむ絵本です。

ぐるぐるした形、お山のような形、四つ葉とトンボの羽・・・
ページをめくっていきながら、「あ！これは数字がモチーフになってるのでは？」と気付きました。

最後のページでは、七人の人が七色の虹を仰いでいる。
レインボウブックス。なんだかタイトルがスッと胸に落ちた瞬間でした。

イラストはいたってシンプルで、落ち着いた美しい色彩。
赤ちゃん向けの絵本でありながら、大人も楽しめるアートな絵本。

文字が無い分、想像力を自由に働かせて、色んなお話をしながら楽しみたい絵本です。

切り絵で表現された絵を左右見比べてみるとたしかに似ていて楽しかったです。四つ葉のクローバーとトンボ、そういえば似てる！とあらたな発見でした。
私たちの身の回りにはいろんなかたちのものがあって面白いですよね。自然界のものでも、どうしてそんなかたちになったんだろと思うものが多々あります。そういうかたちについて考えるきっかけになる1冊ですね。
息子は最近はさみでチョキチョキが大好きなので、これ、紙を切って形を作ってるんだよというときっと興味津々で見てくれそうです。

赤ちゃんの本で「かたち」と言ったら、まる、さんかく、しかく・・・という一般的な形がでてくると思っていたので、意外でした。
左右のページが、どこか少し関連があります。
絵はシンプルですが、ひようたんとラクダとか、ありふれていないものが登場するので、「なに？」「なぜ？」と思考力を試されている感じでした。

　「似てる」とも言えるし、「違う」とも言える。そんなものが見開きの右と左に並んでいます。

　でも、やっぱり似てる！左の物をひっぱたり伸ばしたりしてから、形を整えると、ほら、右の物になるんじゃない？違うけれどちょっと似てる。そんなものを身の回りに探してみるのも楽しいかも？・・と思いました。
　
　この絵本を見て、楽しむか、「・・・」で終わるか、極端に分かれる絵本だと思います。絵本と子どもの間にいる大人が、どう子どもに差し出すか？それによって子どもの反応が大きく変わるように思います。

つい言葉にたよりがちですが、
たまには絵だけの本もいいですね。

言葉より明確に伝わるようです。


しかも、ふだん良く目にするものも
こうやって並べられると、不思議に感じたり。


トンボは羽が横に長いね。
これはヒトデ。ん？星だと思う？そうかもね…



赤ちゃんから、だんだん大きくなって
感じ方や考え方は変わる。
絵の見え方も、変わったりするのかな？

ひょうたんの形、らくだの形。
切り絵のようにきっぱりしたイラストで、
「かたち」をそのままずばり！並べていった絵本です。
ファーストブックということで言葉も添えてないのですが
正直シンプルすぎる・・・と思ってしまいました。

子どもって簡単な形からも
いろいろ刺激を受けますが
結構描き込まれていても、それを見つけたりする楽しみもありますよね。
この「かたち」はそのあたり
もうそれだけなので、ちょっと物足りなく感じます。

もちろんシリーズ通して面白い視点だと思います。
これはちょっと・・・という方も
ぜひ他も読んでみてください。

ページいっぱいにあらわれる「かたち」。言葉はありません。左右のかたちの関連など、自由にみて楽しめます。
私は、特に色に目をひかれました。一ページに２色をつかい、左右をあわせれば４色。その色合わせがとても印象的で、きれいです。
赤ちゃん絵本には珍しいような絵が独特でおもしろいと思います。

これなぁに？ ぐるぐるかたつむり。ぐるぐるお花？
文字はなくイラストだけなので これはなにかなぁと考えながら読みました。ひょうたんとラクダ全然違うけど、こうしてみると曲線が仲間みたい。全然違うけど、仲間。見方を少し変えるだけで身の回りにもそんなものがあふれているかもしれない。テレビのリモコンを電話にしたり、車にしたり。木の棒は剣。子どもは柔軟に形をみて他の知っているものにつなげるのが上手。絵本の絵も読む子によって違うものにみえてくるかもしれない。