日本民話です。ふくろうの夜行性とにわとりの朝一番に鳴く理由に、なるほどと思いました。おねぼうをしているお日様を起こしに、空を飛べるとりたちが向かいます。にわとりは、「コッコー。ぼくもとりです。つれていってください!」と頼みますが、飛ぶことができないので、置き去りにされてしまったので、みんなの後を必死で追いかけますが、やっぱりみんなのように飛ぶことはできません。にわとりの「おひさま こーい、コッケ コッコー」という泣き声で、おひさまは目を覚ましました。岩山の大きな扉が開いて、すーっと光が差したときに、先頭を飛んでいたふくろうは、思わず目を瞑りました。それからというもの、にわとりは毎朝「おひさま こーい
コケッコッコー」と鳴いてお日様を起こす役割をするようになりました。ふくろうは、眩しいのが苦手になり、お日さまの出ている昼間は、眠っていて、お日様のいない夜の森を見回るようになったということでした。ふくろうもにわとりもどちらも役割があって夫々お疲れ様です!