「とりかえっこ」 みんなの声

ひよこが色々な動物と泣き声をとりかえっこするお話です。
とってもわかりやすくて、たった一回読んだだけで、息子も一人で読み始めたくらいです。最後の亀の鳴き声はどうして「む」なの？と聞かれ？？？絵本って親子で色々考えたり、想像したりできるのが良いんです！

ひよこが一人でお散歩にでかけます。
いろんな動物に会うたびに鳴き声をとりかえっこ。
最後にねこのニャーニャー声と変えてきて、おかあさんにわとりはびっくり！

鳴き声がたくさん出てくるので、擬音大好きな娘のお気に入りです。
展開が意外性に満ちていて最後まで楽しめます。

「とりかえ」の絵本は他にも「コッケモーモー！」や「とりかえっこちびぞう」など、いくつかあって、小さい子はこういうのが大好きみたいですね。で、この絵本はそれらの中でも、一番単純でわかりやすい。「とりかえる」という意味がわかってくるのは２〜３歳くらいからかもしれませんが、０歳の赤ちゃんにもお母さんの声で動物の鳴きまねを聞かせて、ほんわか優しい絵を見せながらスキンシップを楽しんで欲しいと思います。３歳くらいのお子さんとならとりかえっこ遊びで楽しむ事もできるでしょうね。ところで、最後のかめの鳴き声は・・・？

ひよこが会った友達と泣き声を交換していき、猫に食べられそうになったときに、丁度犬の声を持っていたひよこは「わん」の一言で驚かせました。でも最後は亀と交換し「む」という泣き声になってしまったオチも可愛いです。
子供は何でひよこが「わん」って泣くのか最初は理解できないようでしたが、何回か読むうちに理解し楽しんでいます。

この本の絵のやさしい色合いが気に入っています。
どんどん泣き声を取りかえっこしていく、という発想もおもしろい。
子供も一緒に泣き声を真似しながら、いつも読んでいます。
最後のおちは・・・、是非読んでみてください。

挿絵もていねいに書いてあって、優しい感じのする本です。
ひよこさんがかわいくて、お話も単純で、こどもはだいすきでした。挿絵は細かいとこまでいろいろ見てくださいね。

だいすきな「こぎつねこんとこだぬきぽん」の絵を書かれたニ俣先生の本なので買いました。遊びに出かけたひよこちゃんが途中で会う動物たちと声をとりかえっこしていくというお話です。
子供になにを伝えたいのかわからない本ですが絵を楽しむ、展開を楽しむにはシンプルでいいかと思います。
息子はけっこう気に入ってるようです。