表紙の絵を見た瞬間に楽しそう!と直感的に思いました。
こういう細々と描かれたイラストを見ているだけでも癒されます。
そんな素敵な表紙と「たのしいたてもの」というタイトル。
もうこれだけでページをめくるのが楽しみになってきます。
殺風景だったコンクリートの建物がどんどん明るく華やかに元気になっていきます。どの部屋もちょっと奇想天外な発想で面白い。
お菓子屋さん、花やさんというのは私でも思いつきそうですが、服屋さんが壁一面布で家を作ったり、鉄やさんだなんて!とても面白い。
どこか外国の雰囲気を感じましたが、作者は日本人なのですね!
最後に完成したたてものはまさに「たのしいたてもの」
みんなの思いが詰まった素敵なたてものが出来てハッピーエンド!
何度でも繰り返し絵を眺めたくなる絵本です。