これは、デンマーク民話だそうです。
同じようなお話をどこかで読んだことがあるけれど、この手のお話は、民話としていろいろ広がっていったのでしょうか?
このねこ、なんでも食べてしまうのです。
おかゆを見張っておいてといわれて、おかゆを全部食べてしまった。おかゆの入った鍋までも。
まぁ、鍋を食べただけでもびっくりですが、その後はもっとすごいです。
人間もとりも、会う人、会う動物、どんどんおなかに入れていってしまうのだから...
最後の最後まで、繰り返し繰り返しの文章が続きます。そして最後には「こんどはおまえをたべてやる」の決まり文句。
その中で、子供たちが、やたらうけたのが、人物名「スコホッテントット」さんと「スコリンケンロット」さん。
すごく響きの楽しい名前ですよね。
この名前が出るたびに、おもしろいからもう1回言って、と息子。
お話自体は、どんどん人を食べていく猫。ちょっと怖いと思うんだけど、このかわいらしい絵と、「スコホッテントット」さんと「スコリンケンロット」さんの楽しい響きで、最後まで笑いありでした。
オノでおなかをさかれて、一瞬にしてしぼんでしまったねこのおなかも見ものです。