切り絵作家のたけうちさんが描く、色鮮やかで楽しい家たちに見入りながら、わくわくしっぱなしで読み進めました。一緒に読んでいる子どもも、次はどんなおうちが登場するのかなと言いながら、自分でどんどんページをめくりたがっていました。
登場するおうちはどれも素敵で、眺めているだけでもそれぞれに夢が膨らみます。芸術作品としてじっくり味わうことはもちろん、例えば、ネコがたくさん住むおうちではネコを16匹探し出したり、迷路のおうちではお部屋を辿って通り抜けてみたりと、絵を見ながら新たに楽しみ方をみつけていけるのも魅力だと感じました。