やなぎむらの秋が舞台です。おおあらしが来るというので、みんな飛ばされないようにそれぞれに隠れ場所を探しますが、ありのセッセかぞくは地面の下なので大丈夫、かたつむりのキララさんは木のねっこの間で大丈夫?ばったのトビハネさんとくものセカセカさんはやなぎのはっぱで平気かなあ・・・なんて、長女も一緒に心配してました。あらあら、やっぱりセカセカさんは飛ばされちゃった!そこで助けてくれたのは、初登場のかめのカメキチおじいさんでした。このおじいさんのしゃべり方が、「わーし、に、なーに、か、よーう、か、ねー」なんて、のーんびりで面白いので、下の子がよく真似してます。
カメキチおじいさんは冬支度についても色々教えてくれて、きんいろあらしが落としていったやなぎのはっぱを集めて、おうちを作りました。次に続く「ふわふわふとん」を先に読んであったので、長女は、「わー、このおうちはここでつくったんだねー。」と、とっても嬉しそうでした。(私もこういうつながりのしっかりしたシリーズものが大好きです。)