子供が幼稚園の年少さんの時に読んでから大好きになって、何度も何度も幼稚園から借りてきては読んでいる本です。
バケツから飛び出した水のしずくが、旅にでるというお話。
ぎらぎら照りつける太陽の所では、水蒸気となって空へ上っていったり、
そうかと思うと今度は雨雲からぱらぱらと地面へもどったり。
寒い寒い夜には、氷のかけらにもなっちゃいます。
洗濯機の中でぐるぐる回ったり、水道管に吸い込まれたりと、しずくの身には危機が何度もせまりますが、その度に、形を変えて、危機を脱出。
どんなに困ったことになっても、最後には元のげんきなしずくちゃんに戻るところが、子供心をひき付けるようです。
日本語が簡単で分かりやすいので、小さなお子さんでも楽しめると思います。