「おともだちになってね」 みんなの声

くまさん、よかったね。おともだちが大勢できて。

くまさんの気持ちわかるよ。お友達になってください、って言うの恥ずかしいよね。今でもう忘れてしまったけど、私も小さいことはそうだったよ。

上手にできたケーキも一人で食べるのはつまらないよね。誰かに分けてあげないよね。勇気をだしてつりばし渡ったの、とても偉いと思うよ。

くまさん、みんなで食べたカレーおいしかったでしょう。それも、お友達がくまさんのことを思って作ってくれたんだものね。

くまさん、ほんとによかったね。
子供の頃ってこういう、もやもやした気持ちの積み重ねで思いやりや優しさを育てて行くんじゃないかな。

　一人で誕生日を迎えたクマさんは、仲間が欲しくてケーキを片手につり橋を渡って行きます。
　でも、友達になってと言えなかったにもかかわらず、おすそ分けしたお礼にと、沢山の動物が家に来てくれました。
　可愛らしい動物達の、素敵な話でした。

長女は図書館に行く度に、大好きなつちだよしはるさんの絵本を借りてきます。

とんがり山に、ひとりで暮らすくまのフーは、自分の誕生日に焼いたケーキの半分を持って、勇気を出して長い吊り橋を渡り、向こうの森まで行ってみます。初めて会ったきつねのクーに「おともだちになってね」と言えないまま、ケーキを渡すと・・・？

次々に半分こにされたケーキが、お友達に伝わっていく繰り返しの楽しさ。今度は逆に、お礼を持ってお友達を訪ねる繰り返しの楽しさ。
そして何と言っても、たくさんのお友達ができ、すてきな誕生日パーティができてよかったなあ、と思えるハッピーエンド。

ちょっと勇気を持って自分から行動することで、こんなにもハッピーになれるんだよ！というメッセージをわかりやすく伝えてくれます。（でも、あの長い吊り橋、恐がりの私には渡れないだろうな〜。苦笑）

とんがりやまのもりのなかで、くまのフ−は、ひとりぼっちでくらしています。
フ−は、お誕生日に焼いたケ−キを持って、お友達を作りに深い谷にかかるつりばしを渡ります。
ケ−キを食べたきつねさんに、ぶたさんに、そしてうさぎさん、りすさんがお礼の品を持って、つりばしを渡って、フ−の家で誕生日パ−ティを開いてくれます。

絵がとっても可愛くて、楽しい気分にさせてくれる絵本です。
お友達がたくさんできて　幸せそうなフ−の顔が　目に浮かびます。　
フ−が勇気を出して、つりばしを渡ったから　お友達ができたんだね。っと子供達も嬉しそうに聞いていました。

とんがりやまに住む熊のフ−はたったひとりで暮らしています。とても淋しいので自分の誕生日に大きなケーキを焼いて、それを半分に切って、勇気をだしてつり橋をわたり、山のクーの家に届けます。ク−は一人で食べるのがもったないと半分をプ−の家に届けます。ブ−ももったいないと半分をミ−の家に届けます。それが次々とつながって最後はケーキをもらったみんながお昼寝しているク−の家にお礼の木の実などをもってきてカレーを作ってあげるのです。娘は「よかったね」と大喜びでしたが、私はとても感動して泣いてしまいそうになりました。