原作はクリフ・ライトさんの『The Three Bears』
日本語版のタイトルとは随分違うのですね。
翻訳されたのは岡田好恵さん。絵本や児童書の翻訳を数多く手がけていらっしゃる方だそうです。
しろくん、くろくん、ちゃいろくんはクマの仲良し3人組。ある日、嵐でちゃいろくんが怪我をしてしまい、家も壊れてしまいます。しろくんとくろくんはその日から「ないしょ」のあることを始めます。
絵がとっても素敵。可愛いだけではなく、暖かさを感じる絵です。
自分だけ仲間はずれにされてたと怒るちゃいろくん。
ナイショで喜ばせたいしろくんとくろくん。
どちらの気持ちも分かり易く、共感しやすいので、読み聞かせにも良いかもしれません。
個人的には、ちゃいろくんの怒る様子があまりにも可哀想なので★2つ。