「あっぱれ！てるてる王子」 みんなの声

いや〜久々に笑える作品に出会えました。
ゆる〜いバカそうな？一見怠け者にしか見えない王子が
晴れの王子、てるてる王子なんです。
しかも、部下はふんどし一枚で、スイカのような帽子をかぶってて、
ぜんぜん頼りになりそうにないんです。
そんな集団にも重要な使命があり、てるてる坊主が１００個あったら、
お仕事＝必ず晴れにしないといけないんです。
なんておもしろい設定。
台風殿下との対決も原始的で笑えます。
子ども達と雲の形やら、表情を見て楽しみました。
読んだ後、なんだか科学的な絵本に見えちゃうところがすごい！
空でこんな楽しい事が起こっていたら・・・って思うと
空を見上げてしまいます。

遠足の前の日、天気予報では台風の予報が出ていました。妹弟はてるてるぼうずを作りました。そこで雲の上では会議が始まり、面白い事になっていきます。絵と物語がインパクトがあり、子どもが楽しんで何度も読んでいました。
裏表紙には、てるてる王子の乗り物が細かく書いてあって面白いです。

梅雨の季節。

天気を変えてしまおうと、
てるてるぼうずに
願いを託す、子ども達。

けっこう真剣に。

天気予報で、雨が出れば、
それをひっくり返そうと、
より必死にてるてるぼうずを、作ってぶら下げるこどもたち。

ティッシュで作って、雨にとけ、
サインペンで描かれた、顔が、びよ〜〜〜んとぼやけ、

そんな子ども達の、友達、
かわいそうなてるてるぼうず君が、
王子になって登場！かっこいい！！

晴れの空のてるてる王子は、
梅雨の季節、爽快になる一冊です。

姉弟が、明日の遠足のためにてるてるぼうずを作ります。

てるてるぼうずが１００個あると晴れのきまりなんですね〜。
てるてる王子とたいふうでんか、
他にどういう人がいるんでしょうね〜。
会議の場面もおしくらがっせんの場面も
すっごく面白いです。

空の上でこんなたたかいが起こっていたとは！
空を見るのが楽しくなります。