「わにさんどきっ はいしゃさんどきっ」 みんなの声

歯医者に行くのはやっぱり怖いモノですよね。ワニさんの気持ちがよく分かります。ワニさんの大きな口を見て怖いと思う歯医者さんの気持ちもよく分かります。お互いのドキドキしている様子が伝わり面白い絵本でした♪

ワニと歯医者がお互い怖いなぁ〜と思いながらも歯の治療をするというお話。
同じ言葉なのに、ワニの言葉であって歯医者の言葉でもある。
幼稚園の娘には、この本のセンスを理解するにはちょっと難しかったかもしれませんが
楽しそうに見ていました。
同じ言葉を繰り返すので、読み手が声を変えるなどして工夫して読んであげると
良いかもしれませんね。

読み聞かせをする場合は 可能なら２人でわに役と歯医者さん役に分かれて読むと面白い

わにが歯の治療中に「痛〜い！」と口を閉じたら 歯医者さんが手を噛まれて「痛〜い！」
お互いに違う状況下にありながら台詞が同じところが面白い！

３才の娘は数回この絵本を読んでから、
「こわい」と言って、この絵本の背表紙が見えるだけでも怖がります。
大人の私が読むと、少ない言葉（しかも両者同じ言葉）で
お互いの心情を表しているなんて、
なかなか面白いと思うのですが…
でも、この絵本を読む日はもうないのかな？
しばらく隠したままになりそうです・・・

怖がるというコトは理解したってコトでしょうか？
この絵本のワニさんのようにならないように歯磨き頑張ってくれてます。
娘にはいまいちのようですが、歯磨きしてくれるので
母親にはありがたかった絵本です＾＾；

娘が２歳の夏、私の歯の治療のため、歯科に娘を連れて行きました。
私の口の中をのぞきこんで、ギュイ〜ン！と治療する先生、、、
その時の出来事がかなりキョーレツだったのか、娘はその後もずっと、
歯医者さんの話をしてました。
それで「歯医者ネタ」の絵本がないかと探していて見つけました。
しかも、娘が大好きな五味太郎センセイ！！早速夢中になって読んでます。
ちなみにウチはミニエディションを購入しました。
それにしても、五味太郎センセイの絵本って、どうしてこんなに
素晴らしいのでしょうか？もっと皆さんに知ってもらいたいです！

対象年齢、５才〜６才と言うことで、年長の息子にぴったりではないか？と思い、読み聞かせをしてみました。
｢これ、前にどこかで（自分で）読んだことあるよ｣と言われてしまいました。
１年以上前に、五味作品が息子と私のブームとなり、沢山読んだことがありました。この本との出会いは、ちょっと遅かったかな？って感じでした。
内容は、確かに面白いですが、長文を読みなれてしまった息子には、少々物足りない感じのようでした。
対象年齢は、年長より下でも大丈夫だと思いました。

絵がはっきりしていてきれいで歯医者さんとわにさんの表情がとてもキュート！この本を読むとこどもたちが身をのりだしてきます。わが息子どのは、９歳ですが就寝前眠りにつくまで絵本を読んでいますが、この本はとてもよく目がさめました！
なぁんて

わにさんと歯医者さんが同じ場面で同じセリフを言う。だけどニュアンスが微妙に食い違っていてそれがまた笑いを誘います。娘にはまだこの笑いは理解できなかったみたいだけれど、わにさんと歯医者さんが「いたい！」と叫んでいるページは楽しいみたい。
娘は歯医者さんに行ったことがないのだけれど、「ゆっくりあそんでいたいけど」と言いながら、機械をいじって遊んでいる歯医者さん、なんだかにくめないなぁ。治療はしてほしくないけどね。
いつか歯医者さんに行く時が来たら、またその時に手にとりたい１冊ですね。

私の姉から、赤ちゃん用歯ブラシと一緒にプレゼントされてこの本と出会いました。娘も、まだろくに話もできないころから、この絵本のセリフは全部憶えていて楽しそうに言っていました。
「ゆっくりあそんでいたいけど　いかなくちゃいけないね」と憂鬱な顔でわにさんは歯医者さんへ向かい、はいしゃさんのほうはおもちゃ（いい大人なのに！こういう遊び心が最高）を名残り惜しそうに置く...怖そうなわにさんも、みんなにいやがられる歯医者さんも、いやなことやこわいこと、やっぱりあるんだっていうおかしみや親しみやすさが、ついつい読んできかせてる大人までしっかり引き込まれてしまう理由でしょうか。
まったく同じことを心で思っているんだけど、お互いの状況はまったく違うということを完璧に表現した言葉のおもしろさを、存分に伝えてくれる絵本です。子供の心にもきっとしっかりと印象がのこるのではと思います。

わにさんと歯医者さんが同じセリフでそれぞれの心境を語る場面の展開がとても面白く感じられる絵本です。
まだ月齢の低いうちは補足説明が必要ですが、少し大きくなるとことば遊びが実感できて、ますます絵本読みが楽しくなると思います。
最後に歯磨きのシーンが絵でさりげなく表現されていますので、歯磨きの習慣を再認識させるにもいいかも知れませんね。