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こすずめのぼうけん」 みんなの声

こすずめのぼうけん 作:ルース・エインズワース
絵:堀内 誠一
訳:石井 桃子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1977年4月1日
ISBN:9784834005264
評価スコア 4.59
評価ランキング 5,296
みんなの声 総数 98
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98件見つかりました

  • 古巣に帰ってきたときには・・・

    娘の2歳の誕生日に叔父夫婦からプレゼントしてもらいました。長い文章はまだ早いかな?と思ったのですが、鳥や動物が大好きな娘は、「ちゅんちゃん」のおはなしに興味津々で聞き入っていました。
    こすずめが、おかあさんに飛び方を教えてもらう場面では、毎回娘も真剣になって、おかあさんすずめの言う通り、巣のふちに立つ真似をして爪先立ちになり、両腕を後ろに広げて、頭をぐいっと後ろにそらせ、両腕の羽をぱたぱたぱたぱた動かして、大空に飛び立つ練習を懸命にしています。
    いろいろな鳥の鳴き声を覚えたのも、この本からでした。からすは、「たーたー(かあかあ)」、やまばとは、「ちゅーちゅー(くーくー)」、かもは、「たったっ(くわっくわっ)」と、か行の発音が未だに舌足らずですが、今では様々な鳥の鳴き声も聞き分けられるようになりました。
    これほど娘が夢中になった「だいぼうけん」のおはなしは、他にありません。でも、娘がこの本の中で最も好きなのは、ぼうけんの後の安らぎです。おかあさんすずめの背中に負ぶさって、夕焼け空の中を帰るこすずめ。「それから こすずめは、おかあさんのあたたかいつばさのしたで ねむりました。」 いつか自分のつばさを広げて、大空に飛び立っていくであろう娘。もしも、「だいぼうけん」の後に、疲れて、迷って、古巣に帰ってきたならば、おかあさんすずめのように、何も言わず、羽の中にくるんであげたいな、と思っています。両親から受けた無償の愛を、子どもにもかけてあげたい、そんな気持ちを素直に抱ける本です。

    投稿日:2007/05/13

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  • 予想できる結末だからこそ

    読み聞かせ会で聞いた娘、本が閉じられるといきなり立って「やっぱり思った通りの最後やったわ!」と大声で。
    一気に視線を浴び、けなしているようで恥ずかしくてたまりませんでしたが、子供が予想出来るからこそ安心してワクワクできるのでは、とも思いました。
    ほっとするのでしょうね。

    家でもう一度読んだ時も、先を知っているのにググーッと引き込まれドキドキしているのが伝わってきました。そして最後、フフッ。
    これが良いのでしょうね。
    いろいろな人に出会って疲れた頃にお母さんの温もり。
    これはストレス社会の現代で大人も欲しがっているものではないでしょうか。
    お母さんでなくとも、大人になれば我が子だったり旦那さんだったり様々でしょう。
    大人も子供と一緒に冒険して、ほっと和める絵本だと思いました。
    ちなみに『ぐるんぱのようちえん』と同じ挿絵画家でビックリしました。絵本画家って、いろんなタッチを持っているのですね。

    投稿日:2007/05/11

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  • ちゅんちゅんちゅん

    • うーずさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    こすずめの冒険をドキドキしながら読み進めるのではなく、初めてのおつかいを、後ろからこっそり着いて行って見ているような気分でした。

    ちっちゃいのに妙に礼儀正しい、こすずめの言葉使いがかわいい。そして、最後はやっぱりおかあさん!!

    こすずめは、安心していい夢が見られたかな。それとも疲れて夢も見ずにぐっすり眠ったのかな。

    投稿日:2007/04/06

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  • かあさんのあたたかさ

    こすずめの初めての空のおでかけ。

    ”すずめ”では無い鳥がいっぱいいることが描かれていて、
    かあかあ ってなく鳥
    ほぉほぉ ってなく鳥
    鳥にもいろんな泣き声があることが描いてあって楽しい。

    出会う鳥、誰も仲間ではなくて 疲れた体を休ませることがなかなか出来ないときに お母さんに会えた時は「心からよかった」と感じました。

    投稿日:2007/04/02

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  • 自分の世界を広げていく子どもたち

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子12歳、女の子9歳

    はじめて空を飛んだ日に、遠くまで冒険することになってしまったこすずめ。子どもたちは、こすずめに自分を重ねてドキドキして読みますが、最後にお母さんに会うことができてホッとするようです。お母さんとしっかり気持ちは結びついているけれど、好奇心がいっぱいで自分の世界も広げて行きたい、そんな幼児期の子どもの気持ちにぴったりの絵本です。

    投稿日:2007/04/01

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  • いろんな鳥の巣がでてきますよ

     もうすぐ4歳になる娘と読んでみましたが、もうちょっと年齢が上がってからでもいいかもしれないと思いました。
     文章が翻訳のせいか?ちょっと分量が多い気がしました。
     こすずめが飛び立つ瞬間の場面などは、ドキドキ感が伝わってくるようで素敵です。
     カラスをはじめ、いろいろな種類の鳥と巣、そして環境が表現されていますので、科学絵本の要素もありです。
     おやすみ前の絵本にいいかもしれませんね。

    投稿日:2007/03/28

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  • 巣立っていくこすずめの気持ちがよく伝わります。家の安心感も感じられました。大人だって、疲れたときは家が一番癒される場所ですね。そこに、一番自分を愛してくれる人がいたら最高!!
    母すずめが子すずめを抱える場面には、ジーンとくるものがありました。同様に、そばで聞いていた子どもは、最後に私にくっついて「おかあさーん」と一言。同化していたんだあと思いながら、なにかまた感じ取っている子どもに成長を感じました。
     
     親を心配する子どもは少ないけど、親が子どもを心配し、護りつづける様は、どの生き物にもあることなんですね。親の恩を感じさせられました。

     こんな絵本の中にこのような感情をひきだしてくれたこの本に感謝します。

    投稿日:2007/03/22

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  • おんぶして飛ぶところが大好き

    なかなかおもしろかったです。
    冒険しようとする、こすずめの勇敢なこと!
    冒険の途中で出会う、他の鳥たちとの交流は、繰り返しの言い回しがたくさんあり、34歳でも大丈夫かと思います。
    もちろん、うちの5歳児もとっても楽しく読みました。

    何よりも、お母さんすずめが、おんぶをして飛ぶ所はサイコーよかったです。だいすきになってしまいました。
    今日も、スーパーで、”おんぶー”という、うちの甘えんぼ。でも、出来るうちにがんばってしておこう・・と思いました。(ずっと言われても、困るけど・・)

    絵が、堀内誠一さんだと知り、ビックリしました。
    私は、堀内さんは比較的、イラスト的なものを描かれるのかと思っていましたが、何を書いてもうまい方は、うまいのですね・・
    こすずめの目がかわいくて好きです。

    投稿日:2007/02/08

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  • だれでも持つ冒険心

    • ねこちんさん
    • 30代
    • せんせい
    • 岐阜県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    成長途中の子どももちょっとした冒険心、好奇心ありますよね。こすずめが冒険をはじめると、自然に感情を移入してます。はじめはわくわくした冒険も、しまいには心細さが勝ってしまいます。でもその時ちゃあんと母さんすずめがお迎えに・・・。人間でも同じ、何か困ったことがあれば、お母さんは必ず助けてくれるという安心感を持って終わるところも子どもは好きなようです。

    投稿日:2006/12/26

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  • なんて礼儀正しい…

    • 千日紅さん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳、女の子0歳

    はじめて自分で空をとぶ練習をした子すずめは、力つきたので、どこかで休みたいのですが、いろんなとりの巣を見つけて近寄っていっても、休んでいいと言ってもらえません。

    「あの、すみませんが、中に入って休ませていただいていいでしょうか?」
    ものすごーく丁寧なのですが、この危機的状況に、そんな悠長なことを言っている場合なのでしょうか。
    ……というつっこみはさておき。

    「仲間じゃないから駄目」という理由で断られてしまい、万策尽きたかと思われた、ちょうどそのとき!?

    最後は、ああよかった。と、安心できる結末で。
    子供のおやすみ前に読んであげる絵本としては、とてもいい流れなのではないでしょうか。

    投稿日:2006/12/26

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98件見つかりました

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