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ほんちゃん」 みんなの声

ほんちゃん 作・絵:スギヤマ カナヨ
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2009年06月
ISBN:9784033316802
評価スコア 4.63
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みんなの声 総数 23
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23件見つかりました

  • 本は友だち

     これは「ほんのくにに すんでいる、ほんのこども」のお話。
     まだ子どもですから、中身はまっ白。
     将来どんな本になろうか、迷っている最中です。
     お父さんとお母さんは図書館にいます。お母さんは「ほんちゃん」に「りっぱなずかんに なりなさい」と薦めているようです。
     お兄さんたちは「りっぱなずかん」になって、本が好きな子どもの本棚に住んでいます。
     「ほんちゃん」の希望は、音がなったり画面が変わったりする「かっこいいほん」。
     でも、お母さんはそんな「ほんちゃん」のことを叱ります。
     さて、「ほんちゃん」はどんな本になるのかな。

     この絵本の中には、さまざまな本が出てきます。
     例えば、赤ちゃん用の絵本。よだれのあとや齧られたあとがいっぱいついている絵本。
     「ほんちゃん」はそんな絵本を見て大変だなと思うけど、「それが赤ちゃんに気に入られたしるし」と喜んでいます。
     年をとっているのは、りっぱな辞典じいさん。ほとんど使われることはないけど、それでも調べ物をされたりするとうれしい。
     有名な物語の本は親子三代にわたって読み継がれてきたことが自慢。
     ある日、やってきた古い絵本は、昔人間のお母さんが読んだことのある絵本だって。今、お母さんの小さな娘さんが喜んで読んでいる。

     本は誰ともでもつながる友だち。
     小さい頃のおもちゃがそうだったように、本も子どもの頃からずっと一緒だった友だちなんだ。
     たぶん、誰もが思い当たるはず、そんな友だちの顔が。
     この絵本を読んだ子どもたちが、本当の友だちとなる本を見つけられたらいいなあ。
     もちろん、この絵本もその候補。

     「ほんちゃん」は本屋さんの棚の中でそんな出会いを待っています。
     けれど、「ほんちゃん」の夢だった、音がなったり画面が変わったりする「かっこいいほん」は、今や電子書籍になって実現しましたね。
     もしかしたら、「ほんちゃん」は電子書籍になりたかったのでしょうか。
     いいえ、お父さんやお母さん、お兄さんたちのように人間のやさしい手でページをめくってもらえる、紙の本だったのではないでしょうか。
     だって、やっぱり友だちって、あったかいものだから。

    投稿日:2014/02/23

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  • 本、大事にしようと思う。

    • お豆腐さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子5歳

    この絵本を読み終え、表紙をもう一度みるとそこに「ほんちゃん」がいて本当にこの絵本になれてよかったと思っているように感じます。

    将来どんな本になるか、自分で決める、本が主役のお話、内容が面白いです。

    本、大事にしたい、と改めて感じさせてくれる絵本です。

    投稿日:2013/04/29

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  • ほんとともだちに

    最近では電子書籍なども登場していますが、それでもやっぱり
    「紙」の本って素敵だと思うのです。紙だから、古くなったりべたべたに
    なったりやぶれたりすることもあるかもしれません。
    だけど、それは、その本とともだちになって、たくさんたくさん読んだ
    からこそ!だと思うのです(そうじぎらいの人だとか、らんぼうに扱う
    人を除く)。
    まるでテレビのような本になりたい、というほんちゃん。
    せっかくの本なのになあ、もったいなあ、どうなるのかなあ・・と
    心配していましたが、最後まで読んで安心しました。
    ほんちゃん、はやくいいおともだちがみつかるといいね。
    娘はほんちゃんが本になっていく過程の物語よりも、見開きに
    描かれたいろいろなほんちゃん(うっとりほんちゃん、なきむしほんちゃん
    いたずらほんちゃんなどなど)の方が楽しかったようです。
    そうだね。まだ、本とはなにか?なんて考えもしないお年頃だものね。

    投稿日:2012/03/23

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  • 本っていいなあ

    教科書も電子書籍化なんてことが前に話題になったことがありましたが、私は電子書籍よりやはり暖かみのある本の方が好き。

    かさばろうが重かろうが劣化していることが、装丁・紙質・色合いなど含めて本だなあって思います。

    破れとか赤ちゃんの頃にかじった後とかも含めて、わが家にやってきた本というのはその時の思いを思い出させてくれます。

    本っていいなあって改めて思わせてくれる絵本でした。

    投稿日:2012/02/04

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  • へ〜っ、そうなんだ!

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    表紙にかなり、インパクトがあります。
    真っ赤なバックに、大きな目、にっこり笑って『ほんちゃん』登場!

    本の国に住んでいる、ほんの子どもの日常が描かれています。
    どんな本になるのか、修行をしているとは、今まで知りませんでしたねぇ。

    このお話を通じて、本の種類や役目等、わかりやすく楽しく教えてくれます。
    そして、本は、友だちになれる。読んだり聴いたりする言葉は響く。そして、本の世界は、頭の中で動くもの。

    本について、子どもたちにわかりやすく教えてくれる、魅力満載のお話でした。このことを知り、ますます本の世界にはまっていく仲間が増えそうな気がします。

    投稿日:2010/06/14

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  • 立派な本になるために修行中

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    こどもの読書週間にふさわしい作品を見つけました。
    なんと本が主人公なのです。
    ほんちゃんは、立派な本になるために修行中。
    本屋や図書館に行ったり、両親や兄弟、いろいろな本の話を聞くうちに、
    本の素晴らしさをいろいろ発見するのです。
    さながら成長記といったところですが、
    ほんちゃんと一緒に見聞きすることで、本のことがよくわかる仕組みになってきます。
    登場するお歴々の本たちも実際にある本なのが嬉しいです。
    『うぐいすひめ』は私も知らなかった昔話なので、今度探して読むつもりです。
    もちろん、名作もたくさん並んでいますから、
    小学校のおはなし会で読んだあと、
    実際にほら、図書室にもあるよ、とブックトーク風に紹介するつもりです。
    本のいいところは、誰かと友だちになれること。
    読み物も、想像して読むことは楽しそう。
    そんなメッセージも心に響きます。
    読書週間にはおすすめですね。

    投稿日:2010/05/06

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  • 本の視点!

    真っ赤な中にシンプルに顔が書いてあるこの表紙にまず目を奪われました。
    タイトルの《ほんちゃん》にも魅かれます。
    ほんちゃんはこの本の主人公で、これから立派な本になるべく勉強中の本の赤ちゃんなんですって!

    お母さんが伝記(キュリー夫人)、お父さんがファーブル昆虫記、という設定もなかなかですよね。(文中には出てきませんが、絵に描いてあります)
    今、ちょうどわが息子は伝記にハマッているので「あ!知ってる本だ!」とその場面に食いついていました。
    赤ちゃん絵本、図鑑、事典、などなどいろんな本の立場から、本の持ち主の愛情が伝わってきます。
    そう、古くなっても、ぼろぼろになっても、本は読まれるのが幸せなんですね。

    ラストシーンまで読むと、ああ、そういうことだったのか!と納得です。
    絵本好きなお子さんにぜひ!お勧めです。

    投稿日:2010/02/22

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  • 本のつぶやき。

    ほくそえむほんちゃんに笑ってしまいました。
    いろいろな本たちのつぶやきが面白かったり、心が痛かったりします。
    本は大事に読みなさいと言うより、この一冊だと思います。

    投稿日:2010/02/01

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  • 本に気持ちがあったら

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子8歳、女の子6歳

    本に気持ちがあったら、こんな感じなんだろうと想像をめぐらした本でした。
    子供も家に本がたくさんあるので、いろいろ思ったようです。

    私としてはもう読まなくなった絵本などを、古本屋さんに売ったりするのは少し罪悪感があったのですが、この本を読んでからは、古本屋さんに売ったり、リサイクルにまわしたりしたほうが有効活用されるという気持ちになり、罪悪感がなくなったのが良かったです。

    改めて本を大事にしようという気持ちにさせてくれた素敵な本でした。

    投稿日:2010/01/06

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  • 面白い視点の絵本

    まず、表紙にくぎ付け! 
    ほんちゃんっていう本、すごく
    おもしろそうと思いました。
    内容は、ちょっと複雑かもしれないけど、
    年長サンくらいになれば、
    本が好きな子は共感できるだろうなと
    思いました。
    すごく画期的な絵本だと思います。
    図書館とかに置いてあっても
    すごく目をひくと思います。
    本が好きな子は絶対手にとるんじゃないかな。
    スギヤマカナヨさんの絵本は
    いつもユニークで、
    おもしろいなあと思います。

    投稿日:2009/12/02

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