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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

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おとうさんのちず」 みんなの声

おとうさんのちず 作・絵:ユリ・シュルヴィッツ
訳:さくま ゆみこ
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2009年05月
ISBN:9784751525210
評価スコア 4.65
評価ランキング 3,103
みんなの声 総数 39
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39件見つかりました

  • 子どもに与えるべきもの

    お腹を満たしてはくれないけれど、心や知的好奇心を満たしてくれるもの。一時的な満足を与えてくれるものではなく、長期的に必要なものを与えてくれるもの。
    今の時代、子どもにひもじい思いをさせるわけにはいきませんが、この絵本には、親として子どもに与えるべきものについて考えさせてもらいました。

    投稿日:2024/12/03

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  • 私の父は昨年7月に亡くなりました。大阪の天神祭の夜でした。享年91歳でした。それだけにおとうさんと言う名前のついたこの本は関心がありました。これはとてもホットな気持ちにさせてくれます。おとうさんの地図ということですが、想像力の素晴らしさが伝わってきます。素晴らしいお話だと思います。

    投稿日:2022/06/21

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  • 夢を抱くことの大切さ

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子10歳、女の子8歳

    とにかくお金がなくて、今日暮らすお金もない。
    そんなとき、パンを買わずに地図を買ってきたお父さん。
    その地図こそが、心を豊かに、自分を違う世界へ連れて行ってくれた。という内容の絵本でした。

    でも我が子は、「え…でも、食べるものがないのに地図じゃ…・」
    と戸惑いつつ、抗議していました。
    そして実は私も、趣旨は分かりながらも、同じことを思ってしまいました。いや、パンを買おうよ…と。

    テーマは素敵なんだけど、なぜかうちの親子にはしっくりこなかったです。

    投稿日:2021/08/24

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  • 本を読む理由

    とある読み聞かせの会で読んで頂いた本です 絵本の中では地図でしたがそれは本にも通じる事なのではないかと思います 特に子ども時代10歳ぐらいまでの黄金期にどのような本に出会うのかでその後の人生の豊かさみたいなものに大きな影響を与えるのではないかと思いました この本では今の時代では想像もつかない極限な状況におかれていましたが現代の子ども達にも通じる大切なものが描かれていると思いました

    投稿日:2021/02/10

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  • 夢とロマンを買った男

    4才で第二次世界大戦のため、故郷のポーランドからトルキスタンに一家は移動し、物のない厳しい生活を強いられる。その日のパンにも事欠くなかで、幼い少年の父はなぜか一枚の地図を買ってくる。
    空腹に苦しむ少年は父を恨むが、壁に貼られた地図によって少年の心はまだ見ぬ外国へいざなわれ、空想の中で世界中を旅することができ…

    戦争を扱った作品だが、爆撃や兵隊が出てくることはなく、庶民の暮らしが描かれる。親子は爆撃のない地方に逃げ延びるが、苦しい暮らしにあえぐ。デフォルメされた絵が、言葉以上にその苦しみや悲しみ、やるせなさ、怒りなどを語る。背景に書き込まれた人たちや風景も、戦争の愚かさを語っていて切ない。
    どんな困難の中でも、想像力や楽しみを見つける力が、人をすくってくれ、夢と希望を与えてくれる。2008年に発行された絵本だが、現在の話として私は受け取った。戦争以外でもいろいろな困難がある。その時、与えられたものの中に楽しみや想像力を働かせて将来を良くしていくものが隠されていると思った。

    様々な国を回る場面の、洒脱な絵が見どころ。
    巻末に筆者の生い立ち・解説もあり、作品をより深く楽しめる。

    投稿日:2020/04/04

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  • 有名な本ですがそこまで胸に響かなかった

    有名な本なので読んでみましたが、そこまで胸に響かなかったです。
    好みもあると思います。
    作者:ユリ・シュルヴィッツの実話です。
    作者はポーランドのワルシャワに生まれ、1939年のワルシャワ大空襲の時にトルキスタン(現在のカザフスタン)に逃げたそうで、そこで暮らしていた頃の話だそうです。

    わずかなお金で何を買うか…
    お父さんが選んだのは、ほんの少しのパンではなく、世界地図でした。
    主人公はその地図のおかげで、空腹も貧しさも忘れ、空想の中で世界中を自由に旅することができます。

    あとがきは面白くて興味深い話でした。

    投稿日:2019/07/05

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  • 一枚の地図が心の栄養に

    戦禍を命からがら脱出して、
    やってきた地方での両親とぼくの暮らしが描かれています。
    淡々と描かれていますが、何もない不自由な生活の辛さがうかがわれます。
    食べるのがやっとの暮らしの中で、お父さんがパンを買わずに手に入れたのは大きな世界地図でした。
    素晴らしく大きな地図ですが、食料品が大切な時、地図は安く手にはいったのでしょうか。
    いずれにしても、このお父さんの買い物で、僕は自由気ままに
    世界中に心の旅をして、思う存分空想にひたることができるようになりました。
    地図の世界を旅する生き生きとしたページがとても楽しいです。

    投稿日:2017/06/22

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  • 自伝的絵本

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    ある少年の物語。少年の父親はある日、パンのかわりに地図を買ってきた。家族は地図ではお腹は膨らまないと悲しんだ。しかし、その後、地図のおかげで少年は心豊かな生活を送れるようになる。広い世界を想像し、夢見ることの素晴らしさを教えている。
    ある少年とは、筆者のことで、自伝的な絵本です。心に深く残る絵本です。小学校高学年以上くらいの方が、よくわかるかもしれません。

    投稿日:2017/05/26

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  • すきな内容

    まず、大きめの絵本なのでじーっと眺めて絵を見ている子供。優しいタッチで好きです、と思ったら原作者が子供の頃に書いた絵?!すごいと思います。さらに内容としても貧しく食べるものがなくても、心の中に夢かある事で救われる内容。これは大人になってもそうだと思う。何か辛い事があっても夢が救ってくれることがあります。こんなふうに心に明かりをくれるおとうさんのちず。納得の一冊だと思います

    投稿日:2016/06/28

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  • 心に残る絵本!

    戦争中のある3人族のお話です。
    なけなしのお金でパンではなく「ちず」を買ってきたおとうさん。
    それは。。。
    我が家の娘は5歳幼稚園児,彼女が小学中高学年になったら読んでほしい絵本の1つとなしました。
    とても心に残る希望を感じる絵本でした!
    シュルヴィツの子供時代を語った自伝絵本というところがまたリアルで説得力がありました。

    投稿日:2015/09/14

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