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14ひきのおつきみ」 みんなの声

14ひきのおつきみ 作・絵:いわむら かずお
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1988年06月
ISBN:9784494006830
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 155
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155件見つかりました

  • 自然の恵み

    14ひきシーズは娘も私も大のお気に入りで、図書館でも毎回毎回娘が借りたがるので一冊一冊揃えているところです。
    純粋に、絵本っていいなって思えるシリーズです。

    この『おつきみ』は、シリーズの中でも娘からのリクエストが多い作品です。みんなで力を合わせて木の上にお月見台を作り、お月様が出てくるのを今か今かと待っています。まんまる大きなお月様が出てくると、お月様に感謝し、楽しいお月見が始まります。『おつきさんありがとう、たくさんのみのりをありがとう、やさしいひかりをありがとう』という言葉がとても印象的です。
    お月様に感謝する、自然の実りに感謝する、そういう心ってせかせかと毎日を過ごしていると忘れがちですが、この絵本を読むとはっとさせられます。このシリーズは大切なことを気付かせてくれます。
    いつまでも読んであげたいと思えるシリーズです。

    投稿日:2009/04/22

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  • 美しい!

    14ひきシリーズは私も息子も本当に大好きで全て読んでいますが、
    何回も何回も繰り返し図書館で借りる中、
    このおつきみのお話だけはどうしても手元に置きたいと、親子の意見が一致し、購入しました。
    日本の昔からの季節の行事、なかなか家でやらなくなってきますが、
    この絵本を見て、息子はお月見が大好きな行事になり、
    1年振り返っていくつか絵日記をかくように学校でいわれたときも
    旅行でも運動会でも遠足でもなく、家のベランダでのお月見をかいたほどでした。
    いわむらかずおさんの描く美しい日本の情景は何度見ても素晴らしいのですが、その中での家族愛も感じられ、7歳になった今でも息子は時々ながめています。
    長く楽しめる絵本だと思います。
    お月見の季節はもちろん必ず親子で見返しますが、
    それ以外のときでも、疲れたときにみると癒される絵本です。

    投稿日:2009/03/18

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  • 夕焼けに感動

    14ひきシリーズの中でも最も好きな本です。細部にまでこだわった森の描写、あたたかな色使い、ねずみたちのいきいきした表情は全編に通じる魅力ですが、私がこの本で最も惹かれたのは、夕焼けの部分です。夕焼けの何ともいえない赤、空も森もねずみたちもすべてを包み込むようなしみじみとした夕焼けの色が、胸にせまってきて、自分もねずみたちと一緒に夕日を眺めているような不思議な気持ちになりました。

    投稿日:2009/02/16

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  • 美しい心

    我が家で三冊目の14ひきシリーズ。
    家族みんなで今日はおつきみです。

    短い文章ですが、お月様への感謝の気持ち「ありがとう」の言葉が本当に美しいです。
    絵もだんだん夜になっていく様子、ぽっかりと浮かぶお月様など圧巻です。
    読んでいる私の方が絵に見入ってしまったり、美しい感謝の言葉に心が洗われ癒されます。

    いわむらさんの絵は繊細で美しいので子供と一緒にいろんな発見をしてお話できます。
    自然のすばらしさ、美しさ、家族の温かさなど絵からにじみ出ているものが子供にも伝わっているなぁと思います。

    投稿日:2008/12/14

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  • 所変わっても、まん丸お月様は同じ

    今夜は、十五夜。中秋の名月。
    数日前の晩から、部屋の電気を消した後に、窓の外をのぞいては、「今日は、満月?」と、十五夜を楽しみに待っていた娘のために、この絵本をプレゼントしました。

    我が家では、9冊目の14ひきシリーズです。9冊目ともなると、予備知識も豊富にありますが、14ひきの暮らす木が、樫の木だとはこれまで気がつきませんでした。どのお話の中でも、太い木の根っこの部分にしか注意を払って見ていなかったのが、今回、お話の舞台が木の上に移ったことで、初めて枝葉にも目が行き、どんぐりの実が生っているのを娘と見つけて、感動しました! 娘も、「今までは、冬や、春だったんじゃない? だから、どんぐりの実が生っていなかったんだよ」と言い、「よっちゃんのお洋服も、秋色だよ。きれいな赤い葉っぱの模様。」と、着ている服にも季節を見出していました。それから、「なっちゃんも、今日はおズボンはいてるね。木登りするから、女の子もみんなおズボンはいてるんだね。」と、いつもながら、細かいところまでチェック。
    娘が特に好きなろっくんと、にっくん。今回も、ろっくんは、ちょっとした災難に見舞われてましたね。(「あさごはん」では、指に野いちごのとげが刺さったり、「せんたく」では、物干し場の上からパンツを落としてしまったり・・・。) にっくんは、どんぐりの帽子が、とってもよく似合っていました。ホタルブクロの花をすっぽり被ったり(「あさごはん」)、お茶目なにっくんですが、痛がっているろっくんの頭をなでてあげて、やさしいおにいちゃんでもありますね。

    うちの前庭にも大きな樫の老木があり、りすがどんぐりの実を食べたり、隠したりしている姿は、毎日見かけるのですが、この絵本を読んだ後には、もしかしたら、どんぐりの帽子をかぶったにっくんたちも、この木に住んでいるかも(!)なんて、大人の私でさえ想像しながら楽しい気分になってしまいました。

    「でた、でた。おつきさんが でたよ」 山陰から月が昇り始める絵。娘は、急に立ち上がって、窓辺に行き、「ほら、あのお山だよ。あのお山の後ろから出て来るんだよ!」と、興奮気味に教えてくれました。そして、最後のページでは、「もりをてらしているおつきさん。しずかにねむった14ひき」・・・「この木じゃない?ろっくんたちの影が見えるよ。きっとこの木の中で眠っているんだよ。」と、真っ暗な木々を指差しながら話していました。

    娘が何よりも喜んだのは、カバーを外した表紙の絵でした。娘の1番大きな夢は、空を飛ぶこと。満月の夜に飛べる、と信じて、毎月、心からその日を待ちわびている娘にとって、それはまさに夢をそのまま描いたような光景なのでしょう。娘の目の輝きを、ずっと胸に刻んでおきたい、と思ったほど、幸せいっぱいの顔を見せてくれました。

    今朝、この絵本を読んでから、早速、お月見用のおだんごを娘といっしょに作り(娘の好みで、みたらしだんごになりました!)、夕方には、パパといっしょに樫の木の森に行って、大きなどんぐり(いろんな種類があるのですが、大きなものでは直径が5センチ以上もあります!)や、小さな姫りんご、それに色付き始めた落ち葉も、手かごにいっぱい拾い集めてきて、それらを、裏庭の真ん中に並べ、お月見の準備を整えました。娘にとって、(パパにとっても!)初めてのお月見。まだ空高く昇りきらないうちに、一目でも早くお月様に会いたくて、お風呂から出た後すぐに、家の前のだだっ広い芝の広場まで見に行きました。すると、そこには、本当に14ひきが見たのと同じような「うちゅうにぽっかりうかんだ」とてつもなく大きなまん丸お月様が輝いていました。
    アメリカでお月見をしながら、「この絵本に出会えてよかった」、「日本に生まれてよかった」と、幸せな気持ちに浸ることができました。そして、こんな気持ちになれたのも、すべて娘が生まれてくれたからこそ・・・。子どもに恵まれて本当によかった。これからも、14ひきのシリーズや他の絵本を通して、日本の素晴らしい文化や風習を少しでも多く、娘にも伝えていきたいな、と思っています。(このシリーズを読むたびに、毎回その思いを強くしています。)
    娘も、パパの肩車で見た大きな満月を、ずっと覚えていてくれるといいな・・・。当の本人は、「ねえ、おだんご、食べようっ!」と、そればかりでしたが・・・。

    投稿日:2008/10/25

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  • 日本の情緒を感じます

    私と息子にとって初めての14ひきシリーズです。

    繊細な絵と優しい文章に感動し、大好きになりました。
    だんだん日が暮れておつきさまが現れ、自分達で作ったお月見台で仲良くお月見。
    仲の良い家族の様子となんとも言えない自然の美しさに日本の情緒を感じます。

    寝る前に読んでいるのですが、聞いている息子が優しい気持ちになっていくのが分かります。
    あちこちに登場する昆虫を一緒に見付けるのも楽しいです。

    私としては、おつきさまが登場する前の夕焼けがリアルできれいで一番好きです。

    投稿日:2008/10/24

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  • みんなでしたいね

    14ひきのネズミたち、おじいさんおばあさん
    おとうさんにおかあさん、と10ぴきの兄弟たち。
    みんなでおつきみをするお話です。

    木の登って、一体何を作っているのだろうと
    思っていたら、それはお月見台でした。
    一生懸命力をあわせて頑張りました。

    お月見とはなぜするものなのか、どんな風にと
    分かりやすく描かれていて
    息子に教えるのにちょうどよかったです。
    こんなおつきみ、みんなでしてみたいね。

    投稿日:2008/09/28

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  • 秋がいっぱい

    14ひきのネズミ一家がお月見をするお話です。

    木の上にお月見台を作り、みんなでお供え物をします。
    だんだんと日が暮れていく様子がとても綺麗に描かれていて、さらに黄色の真ん丸お月様が出てくるページがとても良いなぁと思いました。

    お月見という風情を知るにも丁度良い絵本です。
    またこの絵本を通して、秋の自然を沢山感じる事ができるのではないでしょうか。

    秋には、是非子ども達に読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆

    投稿日:2008/09/24

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  • おつきみしたいな

    • ミトミさん
    • 30代
    • ママ
    • 岐阜県
    • 女の子9歳、女の子7歳、男の子0歳

    いわむらかずおさんの「14ひきシリーズ」は、大好きです。

    話や絵などから兄弟を助ける姿や、
    おじいちゃんおばあちゃんを大切にする姿が書かれていて、
    家族のつながりや、大切さを教えてくれる素敵な本だと思います。

    そんな14ひきシリーズの中で、「おつきみ」は今の時期にぴったり。

    おつきさまをみんなで見ているページは、
    自分もその場所で見ているかのように描かれていて素敵です。

    おつきみを何のためにやるのか知らない子供達に、読んであげると良いかも知れません。

    ハロウィーンではなく、日本の秋の行事を教えてくれる本です。

    投稿日:2008/09/16

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  • やさしいひかり

    ページをめくるたびにだんだん日が暮れていく
    その色合いがとてもきれいです。

    14ひきの家族みんなで
    秋の実りに感謝し
    お月さまのやさしいひかりに感謝する。

    お月見が近くなると子どもたちに読んであげたくなる絵本です。


    文字は少ないけれど
    絵で、雰囲気で伝わる温かさがこの絵本のシリーズにはあります。

    投稿日:2008/09/07

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