「トンガのきいちごつみ」 みんなの声

ねずみが、おばあちゃんのために木苺をとるお話。
途中に、難関があってハラハラ・ドキドキ！
絵も優しい感じで子供も大好きです♪

絵が美しく、お話も読み応えのある、とても素敵な絵本です。
おばあちゃんときいちご摘みに行こうとしていたトンガ。でも、おばあちゃんは行くことができず、トンガは一人できいちご摘みに出かけます。途中ちょっと怖い思いをしながらも、おばあちゃんのアドバイスを思い出し、何とか切り抜けていくトンガ。「がんばれ！」と思わず応援してしまいます。やっとのことで、きいちごを摘むことができ、ほっとしたのも束の間、今度はクマのうめき声が‥！
でも、このクマなんだか様子が変なのです。さて、トンガはどうするのでしょうか？

お話の展開がスムーズで、わかりやすいので４歳くらいから楽しめそうです。野の草花の描写がただかわいいだけでなく、とても写実的に描かれているのもいいなあ、と思いました。まさに今の季節（春〜初夏）にぴったり。おすすめです！

初めて1人で木いちごつみに出かけるトンガ。
でも、途中でネズミの敵、ヘビやキツネがトンガの目の前に･･･

トンガ大丈夫？？と、読んでいるこちらがドキドキ・ハラハラ。
息子は特にカエルさんを追い払うシーンが楽しかったようです♪

モペットさんもおっしゃていますが、動物版の『はじめてのおつかい』といった感じです♪

そして、どうにかやっと来れたきいちご摘み。
でもそこには、大きな大きなクマがいて・・・

でもあれあれ、何かクマさん様子が変だよ？？

自分のことで精一杯。
なのに、周りのことにも目がいくトンガの優しさ。

そして、怖いよ〜。でも・・・
といったトンガの心の葛藤は、
子供の日常の姿のようです＾＾；

読んでいて、ついついほろっときてしまいそうな
お話でした。

トンガのはじめてのおつかいはどうなるのかなあ、
ぜひに読んでみてくださいね♪

可愛らしいお話なので、年少さんくらいから十分楽しめる内容ではないかと思います♪♪

のねずみのトンガの一人での冒険。お話がとてもテンポが良く、絵も綺麗で可愛いので図書館で借りてから私も子供達も気に入り、思わず購入してしまいました。子供達が直面する様々な感情（楽しみ・怖さ・勇気・優しさ・喜びなど）を一緒に共感できることで子供達も惹き付けられている気がします。お勧めです！

「なんて、きれいな絵本でしょう！」読み終わってこう思いました。絵・文がぴったりと一体化されていて見事だと思います。特筆すべきは野の草の描写です。のねずみのトンガが木イチゴをとりに野原を歩いていくのですが、草や花がとても正確に風景が描かれていて、見とれてしまうほどです。途中ででてくるカエル・ヘビ・キツネ・クマもきちんとかかれています。
　
　また、トンガの表情の豊かなこと！木イチゴの匂いを感じて走っていくところ、かごが持ち上がらず途方に暮れて座り込むときのなど、いとしさがこみ上げてきます。

子どもたちに読むときに、話のマクラに「草笛」をふいてみようかな。さわやかな５月くらいにぴったりの絵本です。

動物版「はじめてのおつかい」ですね。
トンガが初めて一人できいちご摘みに出掛けます。カエルに、ヘビに、キツネ。次々と怖い動物たちに出会います。でも、おばあちゃんに教わったとおり、うまく切り抜けていくトンガ。そして大きな大きなクマに出会って・・・
小さいトンガが、怖がりながらも勇気を出してやり遂げる様子、怯えながらも優しさを持って接する様子を見ながら「頑張れ」と応援したくなりました。
こうして「はじめてのおつかい」をやり遂げたトンガは、ひとまわりも、ふたまわりも大きくなって家に帰ったことと思います。動物の世界も、私たち人間と同じですね。きっと私たちの近くの、私たちの知らないどこかで、動物たちも「はじめてのおつかい」に出かけて行っているんでしょうねぇ。

のねずみのトンガは、今日はおばちゃんときいちごを摘みに行く日。どころがおばあちゃんは足が痛くて一人で行くことになりました。ちょっぴり不安です。橋を渡ろうとするとかえるがとうせんぼ。野原を通っていると蛇がいます。そして、今度はキツネ。見つかっちゃうとドキドキ。たくさんのドキドキを通り抜けてやっとたどり着いたきいちごの木。たくさんたくさん摘みました。するとこんどは、くまのうめき声・・・。おばあさんにはにげなさいといわれていたけれど・・。とお話の紹介はここまで。せっかくのわくわくがなくなるので後は是非この本をよんでみてください。テレビの「はじめてのおつかい」を見ているようなドキドキがたくさんです。本の方がもっともっとトンガ自身になれて読めるのでテレビのドキドキよりも大きいかも。はじめてのおつかいでひとまわり大きくなるのは、小さなお子様も、のねずみのトンガも同じですね。とてもすてきなお話です。小さなお子様からご一緒にどうぞ。