「おやすみゴリラくん」 みんなの声

字があまりありません。動物園のおじさんが、動物たちにおやすみのあいさつをして回るのですが、おじさんから檻の鍵を盗んだゴリラがおじさんの後をつけて、１匹ずつ檻を開けて回るのです。おじさんの後ろに動物達が列をなしておじさんの家まで大移動をするのですが、全くおじさんは気づかないのです。それが子どもには、大うけでした。寝ていた奥さんがそのことに気づき、動物たちを動物園に戻すのですが、ゴリラだけ、また奥さんの後ろをついてきて、家にもぐりこみます。その時の絵が、読者に向かって、ゴリラが”しーっ”ってしているのです。また、その絵に娘は大喜びでした。

なんとも不思議なかんじの絵本です。警備員のおじさんが「おやすみ」と動物たちに挨拶しながら、最後の見回りをする後を、いたずらサルが鍵を開けてでてきた動物たちが、ついていって、とうとう家のベッドの中までも。それに気づいた奥さんが、今度は動物を檻へ戻しに行きますが、あれ？１匹だけは・・・。単純なお話なのに、何故か思わずくすくす・・・と笑ってしまいます。警備員の奥さんが、仕方ないなあと言う感じで連れ戻しに行くところが、なんともいえず、私は好きです。いつものこと、なんでしょうか。セリフは少ないのに、絵がとってもほのぼのとしていて、とっても奥が深い本です。

動物園の動物たちが檻を抜け出して、管理人さん夫婦の家についてきてしまうストーリー。動物園をよく知らない息子にはまだ早いかなと思いきや、愛嬌のあるゴリラくんや動物たち、やさしい管理人さん夫婦、愛情たっぷりのセリフ、すっかり親子でお気に入りの絵本になりました。

最後にゴリラくんが「スピスピ」と寝るセリフがかわいらしくて、親子でお布団に入って、一緒に「スピスピ」と口ずさんでいます。

この絵本は初めて立ち読みした瞬間からとりこになってしまいました！そして即購入しました☆　
いつでもあのゴリラくんのいたずらっぽい笑顔が思い出されます。
さらに、この絵本では各ページに必ずヒミツが・！！子どもも大人も楽しめると思います♪
読み聞かせは難しいけど、子どもと一緒に絵をみて楽しめるという絵本本来の楽しみ方ができ、子どは、いろいろな発見の楽しみを得られると思います！　
　私はあちこちでこの絵本を密かに広めています・・・♪

寝る前に読んでいます。
子供達は笑顔で眠りについてくれます。
面白くて興奮するような内容ではないので寝る前にぴったり！
文字はほとんど無い絵本ですが、
一回目よりも二回目三回目からのほうが
楽しめる絵本みたいです。
子供はすぐ飽きてしまうかと思ったのですが、
毎晩のように読んで欲しがります。
ゴリラのまねして表紙の「し〜」から嬉しそうです。
奥さんの様子からすると、動物達が家まで
についてきてしまうことは、よくある事なのでしょうか？
絵を読む本です♪

この本を購入し自分が読んだ時こどもはきっと気に入らないだろうと思いました。
文章はほとんどないし絵も大人チックです。
しかしそんなことは関係なかったようです。
何回読んでとせがまれたことか。
まだ２歳にはなってなかったと思いますが本の隅々までみて色々と見つけて教えてくれたり『しっー』という仕草をしてみたり。
少し大きくなってからは文章がないページは自分でお話を加えたりもしていました。
この本の購入してから絵本の選び方が変わりました。

動物たちのかわいらしさ、ゴリラくんの茶目っ気がたまらないですね。こまかい「絵のしかけ」をフトンの中で子どもと見つけたり探したりしながら読むのも楽しい！
管理人さんや、奥さんは、きっと子どものように動物たちのことをかわいがっているという事も、絵を見てるとわかるんですよね。
でも・・・だからって、家の中までついてきちゃうんだもの！
奥さんだけが気づいて、でも怒りもせず「ったく、また〜。しかたないわね〜ぇ。」という風に連れていくのもおかしい。寝る前にぜひおすすめの一冊！

あらすじは、皆さんが書かれてるので省略。

いたずらっこゴリラくんの、表情やしぐさが何とも言えずかわいいです。

夜の動物園が舞台だとは信じられないくらい、色づかいもきれいで、夢があります。

でも、私が好きなのは、ひとりひとりに言葉をかけてやる、優しい管理人のおじさんと、そんな彼をあたたかく支えてる奥さんの人柄。（飾ってある写真からもよくわかります♪）

だからこそ、ごりらくんも安心して眠りにつけるのでしょうね。

まるでドリフターズのコントでも見ているようなおかしさがあります。志村けんの悪戯に、長さんだけが、気が付かないけれども、会場のみんなが「後ろー！］と叫んでいる、あののりです。つまり、単純ですが、子供心を惹きつけて離さない面白さがあるのです。
ゴリラをはじめ、動物たちの表情もとてもいいです。
最後まで、クスクス笑わせてくれます。

この絵本、文はほとんどないのですが、その絵をじーと見てるといろいろなことを発見します。
おりの色と鍵の色が同じだったり、おりの中に転がっているぬいぐるみ、風船の行方、お月様の傾き、、娘と一緒になって絵を見ながら、楽しんでしまいました。
娘はねずみさんの行動と風船の行方が面白くて、ページごとに指差してみていました。
親子で夢中になってしまった絵本です。