前作の【旅館すずめや】を図書館で借りてきて娘達と読み、3人で『きれいだね。』『すごいね。』と言いながら読んだのを思い出し、続編の【旅館すずめや てくてく遠足日和】を購入しました。前作は《冬が舞台》で切り絵でも雪の降るしんしんとした世界が十分に伝わってきたのですが、今回は《秋が舞台》ということで紅葉した木々、まっかな夕日、お月見・・・。そのどれもが切り絵で表現されているのです。まさに見事です。なかでも私が好きな場面は最後の【おやすみなさい】です。ほのぼのしていてなんか癒されます。『私も月をみようかな〜。』とおもわず想ってしまいました。娘達は【どんぐりのぐりちゃん】を探すのが凄く楽しいみたいです。親も子供達も楽しめる本というのも珍しいんじゃないでしょうか?ぜひ、みなさんも雨宮尚子さんの切り絵ワールドにはまってみてはいかがでしょうか。おすすめです!!!前作の【旅館すずめや】も買ってしまいました。