同じ作者で「くうたん」という創造上の物体を主人公にした絵本を読んで、楽しませてもらいましたが、「おはぎちゃん」もさらにお話の持って生き方が絶妙で、作者のワールドにどんどん引き込まれてしまいます
おはぎちゃんをかこむ庭の住人の方々が、個性豊かに登場し、この物語を支えていきますが、本当に老夫婦の縁側の付近で起きているんだろうという、間合いがとても現実的で、楽しさが倍増します
冬を迎えることでこんなにちゃんとお話がまとまってしまうことにも、驚きです
次のお話も始りそうな予感のある最終ページも要チェックです
床下がのぞける家があったら、きっと子供達はのぞきに参加することでしょう・・・!