図書館の新刊コーナーに並んでたので、即お借り上げでした。
表紙、うさこちゃんの頭に王冠がついてるんです。それだけでも、何かスペシャルなことが待ってるんだろうなあって、期待してしまいました。
うさこちゃんの絵本、毎回のことながら、シンプルな線でえがかれたうさこちゃんに、ノックアウトされます。
同じ表情なのに、伝わってくる気持ちはいろいろなんですよね。うれしかったり、悲しかったり、だれかをはげましている一生懸命な気持ちだったり。ご存知のとおり、お口は「×」なんですよ。なのにね。ほんと、すごいですよね。
気持ちを表す背景の色にも注目ですね。
ディック・ブルーナさんが、あらためて天才であることを証明している一冊だと思います。