外国情緒たっぷりの絵本です。
1972年のイギリスの作品ですが、田園風景から町並み、洋服のテイストに至るまで思わずその絵に見入ってしまいまいた。
物語は、400万匹の蜂の大群が村に来襲してくるところから始まります。
蜂と人間との争いが、とても細かく描かれています。
そこで、村人達がとった対策は、ジャイアントジャムサンドに蜂を挟むということ。
大きなスケールで描かれた絵というのは、やはり楽しいものです。
特に、こんなに大きいと格別です。
それにしても、絵の細かさと言ったら特筆ものです。
何て言ったって、大きなパンを切った時にでたパン粉を、下の方で鶏がつついているんですから。
最後のオチも楽しめるので、幅広い年齢層に読んで頂きたい絵本だと思います。