スウェーデンでは子供に大人気のシリーズ絵本を書く(描く)作家さんの新作絵本です。
お話は単純、フラリといなくなってしまったおねえちゃんを探しに行くねずみの男の子の物語です。だけど、所狭しと描かれる絵の壮大さ、細かさ、不思議さ、面白さ、美しさ、想像力をめいいっぱいかき立てられること間違いなしです!!
開くたびに、何か新しい発見がある、そんな絵本です。絵の中に細かく描き込まれたいろいろなものを見つけたり、その中にまた別の違ったストーリーが隠れていたりと、あれやこれや考えながら親子での会話が弾みます。テキストは短いのに、寝る前の一冊に選ぶと時間がかかってしまうのが難点でしょうか。