「わたしのて」 みんなの声

小学3年生のクラスで朝の読み聞かせに選びました。
「これは、わたしのひだりのてです。」「これは、わたしのみぎのてです。」のような文に、「当たり前やん」みたいな声がちらほら。でも、ページを読み進めていくにつれて、静かに熱心に聞いてくれました。
手はときに人を傷つけ、でも、ときに幸せを与える。そして、幸せをもらうこともできる。
手があることで生きていることの意味を知るような気がしました。
子供達にも、「手って素敵だな」のような感想だけでももってもらえればいいなって、思います。

手を使っていろいろなことができるようになる２歳児には
おすすめ絵本です。

自分も持っている手、この手をつかって、いろいろなことができる紹介をしています。
顔も足も出てこず、とにかく手だけがでてくるのも、理解をうながしやすいようです。
手は使いようで、いいことも悪いこともできるけれども、これから手を使っていろいろなことをしていく幼児に、こんな楽しいこともできるのだと教えられる一冊です。

自分の手がどんなことができるか、手のアップで描かれています。
ふだん、気にもしていない手。
あらためて、こんな事もあんな事もできると考えされられます。
いい事ばかりではありません。
気をつけないと、使い方を間違えると大変です。
とてもいい絵本だと思います。

人のての動き、働きを紹介。
いちばん最後のページの「なかでも、いちばんすてきなのは、わたしのては、ほかのひとのてをにぎれるということ。」というところで、娘たちのてを握ったら、とってもうれしそうな顔をしてくれたので、この絵本が大好きになりました。
「わたし」のお顔は出てこないんです。てが主役の本だからかな。

わが子が自分でボタンをとめたがったのでこの本を本棚から出して読んであげました。

自分で　自分の手で何でも出来る事を知るとうれしい事が増えるのでしょうか　
楽しそうに聞いていました。
読んだ後　きっと「自分も何でも出来る！」そんな勇気や自信が
付いたのではないかと思います。

物も作れて　話も出来る・・・不思議な手　です。
意地悪も出来れば　仲直りも出来る・・・不思議な手　です。

子ども達が　間違った手の使い方をしませんように・・・。
最後のページの「いちばんすきなのは、・・・ほかのひとのてを
にぎれること」という事を大きくなっても忘れないで欲しいです。

　手が出来る事を、紹介しています。ボタンをとめる・紐を結ぶ・持つ・書く・切るなどです。
　そして、人と手をつなぐ事も出来ると言っています。
　無限の可能性を持つ、人間の手。この手を、良い事に使いましょう。

「わたし」の顔が、いっさい出てきません。「手」が主役の本です。
私の手がどんなことができるか、描かれていrます。もちろん誰もがよく知っている手の動き。でも、こうやって考えてみると、手って、働きものなんだなぁと、感心しますよ。