「おっと おとしもの」 みんなの声

わいわい言いながら娘と楽しめた絵本です。一度ではなくて２度は必ず読みたくなる、読み返したくなる絵本です。じっくり何が落ちているかみながら読んでくださいね。タバコのポイ捨てやゴミのポイ捨ては駄目とか落し物は交番へとか社会的なことも教えてくれますよ。

「あ、これ出てきた！！」
「さっきのたしかあのページに・・・」
と、あっちへ行ったりこっちへ来たり、ページをいろいろと飛びながら読み進めていくのがとても楽しい本です。

「知ってる！さっきあそこにあったんだよ！」
と、姉弟で競争しながら、おとしものを探そうとするほど、読んでいるうちになんだかとっても一生懸命になってしまいます。

しかし、この感想欄でほかの方の感想を読むまで、
“交番の張り紙の探しねこ”がどこに隠れているのかを、探そうとはしていませんでした。
気が付かなかった〜〜〜！！ちゃんと、ページの中にいるんですよね。

細かいところまで、本当によくできているなぁと感心されられる本です。

何気ない本ですが、奥が深い絵本でした。
何ページか読むと、前の方のページにキーワードがあったことに気づき、何度も戻って確認しながら楽しみました。
そうすると、途中で出てくる小物や背景にも、何か隠されているかもしれないと思い、いろいろなものを注意しながら読むという楽しさも加わります。
お子さんと一緒におでこをつき合わせて読むと、とっても楽しいですよ。

おとこのこがトラックのはんぶんを落としちゃう。
あわてて、もと来た道をもどります。

何気なくよんでいると、男の人にぶつかって「わたしのえんぴつみませんでしたか？」

え？そんなのあったっけ？
あわててページをもどします。
すると、あるある！

こんな感じで何度もいったりきたり！
絵本って、絵を読むものなんだな〜と納得させてくれる絵本です。

男の子が、トラックの荷台を落としました。
探して歩いていると、すれ違う人も何か落し物をして・・・
あ、それ、何ページか前にあったあった、と思いながら楽しめました。
それでも、見覚えがないなぁというものもあって、またページを戻って確認したり。
子どもよりも、私がはまってしまいました。

極めつけは、交番に貼ってあった迷い猫のポスター。
息子と一緒に、「いたよね？これこれ」とうれしくなっちゃいました。

表紙から話が続いています。
男の子が落としたオモチャを探すのですが、見付けるまでに、すれ違う人々の大切さが分かります。
日常ですれ違うだけの人が、落し物を拾ってくれたり、道に落ちているものが大切な物だったり。
大人も忘れている、日々の出会いの大切さを学べます。
『落し物は交番に』という大事な事も学べます。
本当に、お勧めの一冊です。

五味太郎さんはやはり面白い！
大人でさえも、何度も読まなきゃ気がすまなくなります。
特にこの絵本は色々なところに、落し物が隠されているから、さらっと読んで、はい、終わり。じゃ済まないのですよね。
誰でも絶対にページを行ったり来たりしてしまいます。

小学校受験で使われたというのも、なるほどなぁと思いますが、こんなステキな題材を試験に使う学校は良い学校でしょうね。

最初は　男の子がおもちゃを落とし、人に尋ねながら歩いていると　落とし物を拾い交番へ届けると自分のおもちゃも交番に届いてました。よかったね。と普通に読んでいましたが、何度か読んでいると「あれ！？この人が探している物は前のページにあっんじゃない？」「交番の指名手配写真の人って、もしかして　さっきの・・・！！」と何度もページを戻って色々な落し物、探し物が見つかります。
何度もページをめくり　ページの隅々まで見て楽しめる面白い絵本です。

大切なトラックのおもちゃを外に持ち出し遊んでいると、いつの間にか、気つくと荷台がない！・・・子供がよくやりそうな事ですね。歩いて来た道を探し戻ってみると、色々なモノが落ちてます。トラックの荷台より落ちてる他のモノが気になって、何が落ちているか娘と言い合いながら楽しめた絵本でした。

いや〜、この本面白い。
何の注意も払わず絵を見て、先のページに進むと、そこに【○○見ませんでしたか？】なんて質問があり、
え？そんなのあったっけ？
と前のページを探すと・・そこにあるんですね。
何ページも戻って探したり（笑）
５年生の娘も【絶対無かった！】と言い張ったものが最初のページにあることを教えると【あ！】と声をあげるほど。
秀のままさんの感想文ではなんでも小学校のお受験に使われた本だとか・・
納得ですね・・・。かなりの集中力がいります！