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ざぼんじいさんのかきのき」 みんなの声

ざぼんじいさんのかきのき 作:すとう あさえ
絵:織茂 恭子
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2000年09月
ISBN:9784265034642
評価スコア 4.51
評価ランキング 7,478
みんなの声 総数 52
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52件見つかりました

  • いじわるなざぼんじいさんと、まあばあさんのやりとりがおもしろく、その掛け合いが見どころです。娘も大好きで何度も読みました。まあばあさんはざぼんじいさんから、何をもらっても楽しく遊ぶことができて、そんな様子を見てざぼんじいさんは悔しくてしかたありません。

    ざぼんじいさんがいじわるをしているっていう感覚は、娘にも理解できてるのか分かりませんでしたが、どんな物事もプラスに捉えて楽しむ人生を過ごせるような大人になってほしいなと思いながら読みました。

    投稿日:2020/12/20

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  • 心の豊かさ

    どんな考え方をしたら、心が豊かになるのかを教えてくれる絵本だと思います。
    自分のことだけを考え、自分の利益のみを追求し、いじわるする姿。
    あるものを工夫し、子供たちと皆で楽しむ姿。
    どちらの生き方がよいかをわかりやすく示しています。
    ただ、今時、言葉でお礼を言っていても、ご近所にタダで物を貰う行為を図々しいと捉える人もいると思いました。
    おばあさんは、後々お礼を渡そうとしているシーンがあるので、きちんとしていて、礼儀上問題ないと思いますが、昔なら気軽に物々交換して交流できても、今は難しい時代になってしまっていると感じました。
    そのせいか、ざぼんじいさんのような、いじわるな人が増えているイメージです。
    大人にこそ読んでほしいお話です。

    投稿日:2020/10/21

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  • 秋の読み聞かせに

    ぼんじいさんの庭には柿の木があって、美味しい実をたくさんつけます。
    でも、ざぼんじいさんはケチで柿を独り占めにするのです。
    隣に越してきたまあばあさんに、美味しい柿の実はあげずに、柿のヘタをあげます。
    でもまあばあさんはがっかりするどころか、喜んで持って帰るのです。
    美味しい柿を独り占めしようとしたために、大変なことをしてしまうぼんじいさん。
    自業自得だけれど、ラストはハッピーで後味よし。
    秋の読み聞かせにぴったりのお話だと思います。

    投稿日:2020/10/14

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  • ざぼんじいさんは 美味しい柿のみを 一人で食べて 誰にもあげません
    まあ! なんてけちんぼなんでしょうね!
    ところが 近くに超してきた まあばあちゃんはいつもニコニコ 子どもたちに  柿の下手で作った コマまわししたり 子どもたちはたくさん集まってきます
    ざぼんじいさんは その他のしそうな様子を見て ますます けちんぼな根性を募らせて・・・・・ とうとう 柿の木を切ってしまうのです
    そこで はたと気がついて  自分のしたことに大泣きします
    まあばあちゃんは 知恵のある かわいいおばあちゃんです

    ざぼんじいさんに 柿の種をまけば また木に柿ができると教えるのです
    ざぼんじいさん  やっと 子どもたちに かきをあげて 柿の種をみんなで蒔くのです
    子どもたちも大喜び  ざぼんじいさんも 笑顔   まあばあちゃんのような おばあさんでいたいなあ〜!

    さて  ざぼんじいさんは けちんぼ根性なおったかな??

    機知に富んだまあばあちゃん大好きです

    投稿日:2018/05/10

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  • ちょっと意地が悪いおじいさん

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子6歳、女の子4歳、女の子0歳

    みんなが喜ぶのが嫌なのか喜ぶのを見ると途端に自分がいらないものでも隠してしまってあげないのはちょっと意地が悪いおじいさんだなと思いました。
    でも楽しいお話ですね。
    こどもも楽しんでいます。
    人に意地悪したために、自分がトホホな目にあってしまうざぼんじいさんでした。
    ラストはよかったと思いました。

    投稿日:2017/09/11

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  • 表紙の太い線で濃く描かれたおじいさんとおばあさん、子どもが好きなキャラクター達とはタッチも雰囲気も姿も全然違うので嫌がるかもしれないと思いながら子どもに見せてみました。意外にも、ちゃんと最後まで読み聞かせにつきあってくれました。絵本で読んだ後、テレビでも放映されたのですが、その際もじっと見ていました。子どもが成長してストーリーがわかる年齢になれば、ざぼんじいさんのケチっぷりとまあばあさんのあっけらかんとしたやさしさについて、感想を言い合えるだろうなと楽しみにしています。

    投稿日:2016/12/18

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  • 最後は裏表紙で…

    • みいのさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子19歳、女の子14歳

    ボランティアメンバーが、小学校の特別支援学級で読みました。
    残念ながら、柿を食べるのが好きという子は、少数派のようでした。
    でも季節も合っていましたし、自宅や身近に柿の木がある子もいて、興味を持って聞き始めました。
    おじいさんとおばあさんの演じ分ける読み方が上手なので、とても面白かったようで、みんな楽しそうに聞いていました。
    そして、最後に裏表紙を見せてもらうと「芽が出たー!」と喜んでいました。

    投稿日:2016/12/07

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  • ざぼんじいさん、やられたー

    5歳7歳の娘たちに読みました。欲張りなさぼんじいさん、ざぼんじいさんは柿の木を持っているのですが、誰にもあげたくないけちんぼじいさんなんです。そんな時に隣にやってきたまあばあさん。そんなまあばあさんにざぼんじいさんはかきのへたをあげるんです。そして、そのへたでみんなでコマ回し。まあばあさんがすごいです。そして、慌てるざぼんじいさんに笑ってしまいます。今の季節にぴったりのお話です。

    投稿日:2015/10/24

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  • 柿の木のゆくえ

    • シーアさん
    • 20代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子5歳、男の子2歳

    保育園の絵本貸し出しで、長男が選びました。
    テレビえほんでやっていたのですね。知りませんでした!
    多分、長男も見たことはないと思います。

    ざぼんじいさんは、とっても欲張り。
    甘い実のなる柿の木を持っているのに、その実を誰にもあげようとはしません。
    それにひきかえ、お隣に引っ越してきたまあばあさんは、朗らかで優しくて素敵なおばあさん。
    ざぼんじいさんが、意地悪をしてやろうと、柿の枝や葉っぱをあげても、工夫して楽しんでしまうのです。
    それを見たざぼんじいさんは、もうこれ以上いい思いはさせてやらないと、
    最後には、大事にしていた柿の木を切ってしまうのです。
    我に返って後悔しても、柿の木は戻ってきません。
    ここまでしてしまうほどの強欲ってなんなんでしょう。
    とりつかれているみたいで、怖いくらいです。

    でも、まあばあさんは、そんなざぼんじいさんにも優しい言葉をかけてあげています。
    普通だったら、今まで意地悪されてきたんだから「いいきみよ」ってとこだと思うのに、すごい人です。

    ざぼんじいさんは、残っていた柿の実を庭に植えます。
    また新しい柿の実がなるまで・・・
    「桃栗三年、柿八年」というので、8年後でしょうか。
    気が遠くなる年月ですが、その頃には、ざぼんじいさんも、まあばあさんや他の人達と仲良くなって、丸くなっているかな?

    長男は、「切ってしまったらあかんやん」と悲しんでいました。
    多分私自身が子どもの頃読んでも、同じことを言っていたでしょう。
    「でも、仲良くなれたから良かったね」とは、素直には思えない感想でした。

    投稿日:2011/07/22

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  • 柿というとこの本

    秋になるとテレビ絵本で毎年のようにこの絵本の映像が流れるので、私の中では柿というとこの本が頭に浮かぶようになりました。

    何度か映像でも見て、絵本も読み返してみると、

    一人じめをする大人げないざぼんじいさんはとても子どもらしい人なんだと思えてきます。

    一方の、まあばあさんも素直で、子どもらしい感覚も持ち合わせていながら対処の仕方が大人だなあと思います。

    そんな二人の対照的なやりとりと、ざぼんじいさんの行き過ぎた行動が相まって、

    おかしみのある世界を作りだしている気がします。

    読んだ後、「またこの繰り返しが始まるかもしれない」と感想を言ったお子さんがいました。

    読み聞かせをすると、約10分ぐらいのお話なだけに、子どもたちの心にいろいろな思いが湧いてくる絵本かもしれないと思いました。

    投稿日:2010/12/19

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