子どもは、といか、大人も誰でも嫌いな注射のお話。なかなかインパクトがあります。
話の展開が「ぼくのえんそく」と似ているなぁと思ったら、カバーの裏に「きもちがぬけだす」シリーズって書いてあったので、同じシリーズの本なんですね。
普通の注射でもいやなのに、今まで見たことのないような大きな注射をぶすっとさされるシーン。言葉も発せず真剣に聞いている子どもを見ると、ほんとにこんなのあったら...って想像してるんだろうなぁと思って、ちょっと笑えました。
でも、その後、てんとう虫の大きさと変わらないような小さな小さな注射も出てきて...
大嫌いなものだけに、想像力が働くよね。聞いてる子どもの表情を盗み見するのが楽しかったです。