「きれいなはこ」 みんなの声

友達をひっかいたり、噛んだりしてはだめだというわかりやすい内容。
何故かおばけが出てくるのはせなけいこさんらしいところなのでしょうか・・・。

娘がこの本のおかげか人をひっかかなくなったと思うのは気のせいでしょうか。

いつもは行かない、少し遠い古本屋さんに、たまたま入って見つけてきました。（他にも色々格安でＧＥＴしてきました！笑）
題名からは想像できない展開で、なかなかおもしろかったです。
きれいなはこを見つけた、ねこちゃんとわんちゃんがとりあいの大げんか。中からおばけが出てきて・・・。
自分の物は自分の物、人の物も自分の物の２才児にとって、よくある光景ですよね〜？お友達やお兄ちゃん、お姉ちゃんに意地悪すると、おばけになっちゃうんだよ！確かに効き目大あり！
最近おばけが好き（怖いくせに、なぜか？）な次女は、さっそくはまり、何度も何度も読まされてます。
このシリーズは、作者がお子さんのために作った手作り絵本が元になってるんですよね？実は私も手作り絵本が趣味なので、とても親近感を覚えます。

けんかしてるのはだれだーっ、と箱からお化けが出てきます。うちのこも、すぐにかみつこうとするので、この話はぴったりでした。
この本を読んでから、少しはよくなったかな？
とても分かりやすいないようです。
このシリーズは、子供も大好きです・・・

息子が、初めて自分から手に取り、気に入った本です。大人にはちょっと怖いのですが、息子は、「けんかするのはだれだー！」と、箱の中からお化けが出てくるところがお気に入り。一緒に「だれだ！」と叫んでいます。
最初に手に取ったのはかれこれ半年くらい前なのに、未だに読んでと、持ってくるのには驚きです。はっきりとした色遣いの絵もいいですね。猫と犬が出てくるとそれぞれを指さし、「にゃーお、わんわん」と何度となく言っています。
けんかをしあうシーンでは、痛そうにしている方を「いいこいいこ」してあげたりして、優しい一面も見ることができた作品です。

箱を見つけて取り合いになり、けんかが始まってしまうんです。かみついたり、ひっかいたり。小さい子はよくあることですよね。かみつく子はくちが大きくなってしまい、きっかく子はつめが長くなってしまうんです。その場面では子供たちは「きゃぁぁぁ〜」と。怖いけど、なんだかおもしろいなぁといった感じ。

きれいな箱が落ちていた。取り合ってけんかになったねこちゃんとわんくんの前で、はこからでてきたのはおばけ！・・・一つのものをめぐってのけんか。子どもの世界にはよーくあることなので、親しみやすいストーリーです。おばけの世界につれていかれるラストをみる子どもたちの目は真剣！！はり絵のほのぼのした雰囲気がとってもいいです。ぺらぺらページをめくる年頃からお友達とのかかわりが盛んになる２歳前後がちょうどいいかも。

１歳になったばかりなので、まだお友達とケンカしちゃだめ、という教訓めいたことは理解していないと思いますが、ネコちゃんの爪がびょーんと伸びて｢あっ！｣と叫ぶ場面では自分も手をパーにしていっしょに｢あ〜っ！！｣。
臨場感たっぷりにお話するので、子供は楽しいようですね。
この本は親が見てもクスッと笑えて楽しいのでハマリます。
せなけいこさんのシリーズは全ていいですね。

せなけいこさんの作品で「ねないこだれだ」のように子供にとってとても恐ーーい結末の絵本です。４歳の娘は１歳の弟から物を取り上げたり、たたいたりすることがあります。
が、この絵本の話をするとしばらくやさしくなったりします。（一時的ですが）でもおばけになって飛んでいくのが恐いからやさしくするのではなく、本心がやさしくできるようになるとよいのですが．．．

題名に反して大人が読むと怖い感じの絵本です。
でも何故か子供はお気に入りの１冊。
おばけになるところがいいのでしょうか？
子供にはすごく心に残るものがある様子です。
でもこの本によって、友達をひっかいたり、かみついたりすることが悪いことだとわかってくれるといいですよね。