「きれいなはこ」 みんなの声

綺麗な箱から出てきたのは、おばけ。
喧嘩ばかりしていると、おばけがでてくるよ、喧嘩はしちゃだめなんだよ、と言う事を教える本です。
イラストも可愛いので、娘も一生懸命聞いてます。
せなさんのシリーズは、しつけにはぴったりの本ばかりでとても気に入ってます。

次女はせなけいこさんのえが好き。
自分で選んでかったはじめての絵本は「ねないこだれだ」でした。
ひらがなを覚えて、自分で読むのに文字が少なくっていいようです。

きれいなはこ、これは喧嘩しちゃうおはなし。

姉妹喧嘩が絶えないので　タイムリーな話。

猫と犬のところを子供達の名前に置き換えて読んだら
次女は怖くってコタツの布団にもぐって隠れてしまいました。

おばけにされたくなかったら、喧嘩しないことだね（笑）

効果ありそうです。

きれいな箱に入っていたのは・・・何と、おばけ。
けんかして、お友達を引っ掻いたり噛み付いたりした子は、おばけにされちゃう。
キャーキャー言って、部屋を駆け回って逃げながら読むくせに、何度もアンコールがかかります。
一回くらい、ほんとにおばけが来て娘たちを脅かしてもらいたい・・・今日この頃です。

ひっかくのも、噛み付くのも、小さい子はやってしまいがちな行動ですよね。噛み付き癖がある次女（1歳）に読みました。

この本を読んだからって、噛み付き癖はすぐにはなおらないけれど、ボンヤリとでも「よくないこと」だと分かってくれるようになればいいかな。

きれいな箱を見つけた猫ちゃんとワンちゃんが、喧嘩をしてお化けにされて飛んで行っちゃう本。
ちっちゃい子によくありがちな『引っ掻く』『噛み付く』という喧嘩の仕方なので、チビにもわかりやすかったみたい。
キーっと引っ掻いたり、ガブッと噛み付いたりする真似をしながら本を読むと、「ダメッ」という表情をするようになりました。

せなさんのベストセラーの中の一冊。
大人はとかく躾のために読みたくなる。
でも、保育園のこどもたちの反応はちょっと違う…。
例えばうちの子の例でいうと

１歳半　ことばがまだ上手く使えず、よくガブリガブリと友だちを噛んだり、ひっかいたり。これはどの子にもあることだから仕方ない。そう保母としての自分は思う。でも親としてはいたたまれない…で、この本をそっと彼の本棚にしのばせた。
表紙に惹かれ手に取った彼。読み聞かせると、おばけになるのが意外だったらしく、おおよろこび。わんちゃんの口を真似したりして…。はぁ…まあそんなものよね。せなけいこを躾のために読んだ私が悪かった。

しかし、２才になったらもう口をあんぐり開けて、目はどんぐり眼に。描かれている内容が理解できたのでしょうね。それでも何度も読んで欲しいと持ってくる。「自分はこんな事せんよ、お兄ちゃんじゃけん」とでも自分に“言い聞かせて”るのかな？と思っています。

園で年少さん位になってから読むと、小さい頃は怖がって泣いた子も大にこにこで２匹に対して説教したりオバケになるのを楽しんだりします。
年齢によって読み方が変われるって傑作の証拠！

初め読んだときは興味があるか心配でしたが、なんとなんと読み終わると何度もよんでよんでと言ってきました。
「ケンカをしちゃダメだよ。というお話よ」と教えたら、私とパパが言いあいをしていると「カンケだめよ！」と怒るようになりました。
この本を買って以来、おばけが出てくる本が大好きになりました。

せなけいこ先生の絵本で『きれいなはこ』なんてタイトルだったら、すごく心暖まるストーリーを想像しませんか？

　読んでみてびっくり！
きれいなはこの正体はおばけが入った不思議な物体。
箱を巡って争ったものをおばけにしてしまうのです。

せな先生の暖かでユーモラスな切り絵で、楽しい作品になっていますが（ねこの爪が伸びるシーンは傑作ですよね）実はとても怖いお話なのかも。。。

　小さいお子様のしつけにはいいのかな？

せなけいこさんの可愛いおばけにまた会えて、意外でした。きれいなはこの中に入っているおばけが、喧嘩する子たちにきついお灸を据えるんですね。これもまた教訓話で、極端かなとも思いますが、話自体の面白さと絵のかわいらしさにひきこまれて何度でも読んであげてしまいたくなります。もちろん子供も、おばけに大喜び。

ウチの息子にこの絵本を読み聞かせたところ・・これまでで１番の大絶叫！！あまりの凄さに私もダンナもオロオロ・・。ダンナはケイレンするんじゃないかと本気で心配し始めるし、私はひたすらごめんねって謝り続け・・やっとこさっとこ泣き止んだと思ったら、もう２０分以上過ぎていた。
しかし、それだけでは収まらなかった。やっとねんねしても１時間おきに悲鳴に似た泣き声を上げ・・なんとそれが３日間続いた！！
さすがの私も疲れ・・この絵本は本棚の奥に封印される事となった。

私とダンナはせなけいこさんファンなのでこの絵本が大好きだが、息子は・・・。

それでも私の独断で星５つ！！