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新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし

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あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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かかしのじいさん」 みんなの声

かかしのじいさん 作:深山 さくら
絵:黒井 健
出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2009年12月
ISBN:9784333024117
評価スコア 4.78
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みんなの声 総数 22
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22件見つかりました

  • 都会っ子にこそ読んでほしい

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子5歳、男の子3歳

    初めて読む作者さんでした。
    かかしという日本独特のものを主役に選んでいるところからして、田舎で暮らす私には不思議な安心感があります。息子たちも同じだと思います。
    かかしにも、じいさんのように心があるのかなと思うと、かかしを見る目が変わりました(笑)
    敵対しているはずの、かかしと、すずめ。だけど奥底の絆は強くて、お互い支えあいながら生きてるんだなって感じます。あったかい気持ちをもらえます。

    現代の都会っ子は・・・もしかして、かかしを知らない子もいるのではないでしょうか。都会で暮らす子にこそ、読んでほしいなと思いますね。

    投稿日:2011/11/30

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  • めんこいすずめ♪

    かかしのじいさんの仕事は、すずめを追っ払うことですが、すずめは、自由に空を飛び回り、じいさんは見上げるだけ。
    すずめは、じいさんを慕ってやって来ます。
    じいさんも、自分を慕ってくれるすずめが愛おしくなり、いつしかすずめを待つようになりました。
    ある日、お百姓さんが「かかしじゃ、役に立たないから、明日かすみ網をかけるか」と言うのを聞いたじいさんは・・・。
    優しい絵で、じいさんとすずめの毎日が描かれています。
    変化していくかかしのじいさんの表情とすずめの可愛さに、何度も読み返してしまう絵本です。
    可愛らしく、かかしのじいさんとこすずめたちの会話も良かったです。

    投稿日:2011/11/05

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  • 「やさしさ」が切なくなります。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子11歳

    かたや、たんぼを守るかかしのじいさん。
    かたや、たんぼを荒らすすずめたち。

    一見、相容れない関係だけど、
    お互いを思いやる気持ちに、感動しました。

    頑固そうなかかしのじいさんでしたが、
    あどけないすずめと触れ合うことによって、
    心が打ち解けていきます。
    変化していくかかしのじいさんの表情を見てください。

    すずめは、たんぼをあらす厄介者だけど、
    やっぱり可愛いです。

    すずめを想うかかしのじいさんの行動には、
    切なくてうるうるしました。

    変化するたんぼの情景も、必見です!

    ぬくもりを感じつつ、でも、ちょっと切ないおはなしです。

    年中さんに読み聞かせをしました。
    真剣に聞いてくれました。
    おはなし会などの読み聞かせにぴったりだと思います。

    投稿日:2011/09/21

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  • 頑固だけど心優しいかかしのじいさん♪

    3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。かかしのじいさんは口が悪くて、頑固。気に入らないことがあると当り散らしています。特に自分が追い払わなくてはいけないすずめには手厳しい。でも動けるわけではないので、すずめには馬鹿にされる始末。そのうち、かかしではたんぼをすずめから守れないと、網を張ることになり、かかしは処分されることに。でも、かかしのじいさん、自分のことより、明日たんぼにくると網にかかってしまうから、とすずめのことが心配になるんです。それを、以前麦わら帽子にたんぽぽの種入りのふんをしたすずめに届けるため、たんぽぽの綿毛に託して・・・。

    なんだか、頑固でいやなじじいだなーと思っていたけど、思ったほど怖くはなく、心優しいおじいさんなので逆に涙がでるかと思いました。自分のことよりすずめの身を案じるなんて、なんてやさしいのかと・・・。イラストはちょっとこわめに見えてましたが、そのやさしい心が見えるとそれほど怖くはなくなりましたね。息子は、かかしがよくわからなかったみたいですが、そういう心の動きを少しはわかったみたいで、いなくなってしまうことにちょっと残念がっていました。心の優しい本で、お勧めですよ。

    投稿日:2011/08/04

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  • スズメかわいすぎ

    眉のつながったかかし。 表紙が気に入りよんでみました。
    面白い本かなぁと思ったのですが、心温まる本でした。

    かかしとスズメの話です。

    かかしのじいさんはスズメを畑から追い払っているうちに情がわいてくるのです。

    それも、しょうがないとおもいました。
    ここでのスズメは憎たらしい感じではなくとてもかわいいのです。

    かかしのじいさんが何も食べないと聞くと、スズメは心配してくわのみを持ってきてあげたり、悩み事を打ち明けたり…。

    自分を慕ってきてくれるスズメたちを嫌いになるはずがありません。

    そんな時、人間たちがかすみあみでスズメをつかまえようとするので、かかしのじいさんは一大決心をします。

    かかしのじいさんのスズメたちへの思いが奇跡をおこしたのです。

    言葉も昔風ですぐ近くにいるようでした。

    鳥たちは木の実を食べて、フンと一緒に種を落としていきます。
    そうやって、遠い場所まで運ばれていく事を子供たちに教えるいい本でもありました。
    勉強にもなりますよ。

    投稿日:2011/03/22

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  • 気になる絵本

    読み終わったあと、この話の続きはどうなったのだろう?
    と気になって仕方のない話がある。

    かかしのじいさんが「めんこい」すずめを助けた後
    一体どうなったのだろう?と母子して赤い目を合わせた。

    春になって又かかしのじいさんにすずめ達は会えただろうか?
    こすずめも親になって、親子でじいさんにちょっかいを
    出しに行けているよ、きっと。と
    「役に立たなかったと思われて、かかしのじいさんが
    お役御免になっていないか」と心配になった娘に力説した
    けれど正直私も気になっています。

    何ともやさしいふんわりとした絵に包まれて、
    じいさんとすずめの毎日がかかれています。
    (昔イラスト集を買った黒井健さんの絵で納得しました。)
    すずめに危険をしらせた時の黄昏時、逢魔が時の様な
    不思議な空気とじいさんの切ない気持ちが伝わりました。
    とても暖かい絵本です。

    投稿日:2010/11/20

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  • おじいちゃんを思い出す一冊

    • ひかりひまわにさん
    • 40代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子12歳、女の子10歳、女の子8歳

    読み聞かせで朝、教室にいったらまさにかかしじいさんが!
    稲作をしている子供達がつくったかかしが、そっくりなのです。
    やった〜!!!
    このかかしじいさん、そこらのへんくつじいさんって感じですよね〜。
    わたしの父が、まさに子供達にこんな感じ。うるさい!ってかんじでせっしていても、愛情いっぱい、いざとなったら一番がんばってくれます。
    最後、すずめにさけぶシーン、泣かないようがんばって読みました。

    投稿日:2010/08/31

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  • じいさんの思い

    かかしのじいさんの仕事は、たんぼにやってくるすずめたちを追っ払うこと。
    しかし、この絵本はかかしのじいさんとすずめたちの心の通い合いをテーマにしています。
    身動きできないじいさんは懸命にすずめたちを追い払おうとするけれど相手にならない。
    すずめたちは、そんなじいさんをばかにしていたけれど気になる存在です。
    すずめの一羽がじいさんに桑の実を食べさせようとします。
    じゃけんにされたあと、いじめられたと慰めてもらいに来ます。
    じいさんの心に芽生えるすずめたちへの思い。
    おひゃくしょうさんがカスミ網をしかけると知って、なんとかすずめたちが近寄らないように伝えようとします。
    すずめのフンから咲いた花。
    花のワタゲに乗って、かかしの叫び声がすずめたちに届きます。
    その後のすずめたちがどうなったか、かかしのじいさんがどうなったかは描いていませんが、かかしの思いが通じたことを願いたくなるエンディング。

    ほのぼのする絵本です。

    投稿日:2010/06/08

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  • がんこじいさん

    • いーめいさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子8歳、男の子5歳

    県の課題図書の1冊です。
    黒井サンの絵がやさしい。でもかかしのじいさんの顔ががんこ!
    すずめを追い払うのが仕事ですから優しい顔ではいけないのでしょうが、思わず笑ってしまうような頑固者の顔なのです。
    じいさんは「かかし」ですからすずめは敵なのでしょうが、
    「すずめ〜」と呼びかける辺り、じ〜んとします。そういえば
    かかしはすずめを傷つけたりしませんから、じいさんの優しさは
    「かかし」だからこそなのかも。
    すてきな田んぼの絵も黒井さんならではです。

    投稿日:2010/05/13

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  • 意外な伏線「すずめの糞」

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子10歳

    黒井健さんの表紙絵がとっても気になって、図書館で借りてきました。
    予約してから2カ月弱待ちました。すごい人気です。

    かかしじいさんとこすずめたちの会話がよかったです。
    かかしじいさんはページによって、ちょっとずつ違う顔をしているんですが、実際に描かれていた顔はどんな顔だったのでしょう?
    穴のあいた麦わら帽子のようなすげがさが印象的でした。

    思わず出てしまったすずめの糞が、意外に最後まで伏線として引っ張られてきていて、なるほど〜。と思いました。
    まだ、子どもたちには読んでいませんが、とても温かい気持ちになれる絵本なので、ぜひ紹介したいと思います。
    読んであげるなら、幼稚園くらいから小学校高学年まで楽しめると思います。

    投稿日:2010/02/25

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