3歳8ヶ月の息子に読んでやりました。パン屋さんが好きなので読んでみました。おもしろい絵本です。
とても美味しいパン屋さんが開店しました。ところがパンを作って売っているのがゴリラなので、みんな恐くて買えません。声が大きかったり、食べられそうな歯だったり、恐い見た目だったり・・・。悲しくなってしまったゴリラは、指人形を使ってうさぎの子どもたちに応対すると、買ってくれそう!でも、そこに乱暴モノのきつねくんが横はいりして買おうとするのでつい姿を出してしまいました。きつねくんをおっぱらうことはできたけれど、恐い姿をうさぎの子どもたちに見られてしまったゴリラはがっかり。でも、うさぎの子どもたちはゴリラのやさしさに触れたので恐がることなく、パンを買ってくれ、次の日もお友達を連れてきてくれ、ゴリラのパン屋さんは大繁盛した、というお話でした。
見た目が恐いだけでお客さんが寄ってこないという、まだ3歳児には早いかな?と思うテーマでしたが、息子はおとなしく話を聞いてくれました。見た目より中身という大人でもなかなか受け入れがたいテーマですが、このくらい小さいうちから何度も何度も読んでやれば、その意味するところを理解してくれるだろうな、と思いましたよ。