ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

  • かわいい
  • ギフト
話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ

がたたん たん」 みんなの声

がたたん たん 作:やすい すえこ
絵:福田 岩緒
出版社:ひさかたチャイルド ひさかたチャイルドの特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1988年
ISBN:9784893254641
評価スコア 4.46
評価ランキング 11,002
みんなの声 総数 27
「がたたん たん」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

27件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 次の10件 最後のページ
  • 昔はこんな感じだった。今は?

    電車によく乗っていたころは、こういうこともあったな〜。田舎の単線だったし。
    今はどうだろう。あまり乗らないのでわからないが、きっとみんなそれぞれにスマホを見ていて、回りの人の様子には気づかないかも。
    こんな風なふれあいがいつまでもあればいいな。

    投稿日:2021/08/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • ほほえましいお話

    電車のなかで乗り合わせた人同士が、「電車の揺れ」というハプニングによって、少しずつ関わりを持つようになるお話でした。
    通勤電車に乗りなれている私としては、「ほほえましいお話」でしたが、電車が見たい息子には物足りない内容だったようです。

    投稿日:2021/05/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • 人の縁は奇なもの、味なもの

    電車にのりあわせた老若男女。あかの他人がちょっとした出来事で言葉を交わしあい、ご縁が出来ていく。

    昭和の懐かしい感じの電車、人物描写。令和の子どもたちはどういう風にこれを読むのだろうか?
    電車のシートに正座をしているおばあさん。椅子に腰掛けるよりも、正座のほうが楽だという人を何人か知っているが、育った環境や時代などにより、楽な姿勢は違うのだろう。
    下駄履きの柔道部員が、なつかしい漫画を思い出させる。かっこつけて下駄なのかもしれないが、下駄を履くことで足を鍛える意味もあったとか。
    あとの人は令和にもいそうな感じだ。昭和〜令和までの人たちが交流を始める話として読んでも面白い。この絵本は台詞がなく、読者がいろんな想像力を働かせて、自分だけの物語を作りながらお話を読む楽しみがある。
    ひとりひとりの人物が、実に生き生きと描かれ、それぞれの背景やこれからの展開を想像させてくれる。

    人とのつながりが希薄になった、あるいは架空の世界の思い込みだけでつながっていると感じたときなどに読むと、「つながっていく」ことへの希望や温かさが感じられると思う。
    もっとも、今は「知らない人」に話しかれられると犯罪やセールスなどを警戒するようになったが…

    投稿日:2021/02/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • 文字が少なく絵からお話を読み取るタイプの絵本なので、最初に読んであげた時は5歳の娘は少しぽかんとしていました。あんまり理解できなかったかな?と、2回目に読んだ時は、1ページごとに説明しながら読んであげると、「そういうことかぁ〜」とおもしろがっていました。

    電車に乗り合わせる他人同士たち。だけど些細なことから心のふれあいが生まれると次第に白黒だった人たちが色づいていく…という描写が素敵ですね。現実社会でも他人には色がついていなく背景のように溶け込んでしまいがちですが、それぞれが色を持った一人の人間でそれぞれにストーリーがあるのだということをあらためて気づかせてくれます。

    他人との交流が難しくなっている現代ですが、大切なふれあいを子どもたちには伝えていきたいです。

    投稿日:2020/10/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • 知り合うって素晴らしい

    電車の中の見知らぬどうしがちょっとしたきっかけで親しくなるって素晴らしいと思います。
    知り合ったところで、今まで無色だった存在に色がついていきます。
    お互いに関心を持つこと、困った人に手を差し出すこと、然り気無いことだけれど、実際にはとても難しい現実があります。
    この絵本はとても大切なことを伝えていますね。

    投稿日:2016/11/26

    参考になりました
    感謝
    0
  • いいお話です

    シンプルです、とっても。

    電車の中の一部を切り取ったようなお話です。

    モノクロだったみんなが少しずつカラーになっていきます。

    最後に残った人は少し気になりましたが、

    実はとてもいい人だとわかり、安心しました。

    平和な電車だなと思いました。

    投稿日:2016/09/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • 幸せな人たち

     吉野弘の「夕焼け」という詩が好きだ。
     満員電車の中の風景。お年寄りに席を譲る娘。礼も言わず平然と座る「としより」。駅で「としより」が降りて、娘はまた席に座った。と、別の「としより」が来たので、彼女はまた席を譲った。今度は礼を言われた。そして、その「としより」も別の駅で降りて、娘はまた座った。今度も「としより」が来たが、娘は席を替わらなかった。
     「やさしい心の持ち主は/他人のつらさを自分のつらさのように/感じるから。」
     そんな少女を見つめている、吉野弘という詩人の心に惹かれる。

     電車にはさまざまな人が乗ってくるから、いろいろな心情がうかがえる。
     この絵本の乗客たちも、そうだ。
     ひとつの長いシートに座っているのは、新聞を読んでいる会社員。膝に猫を入れたバスケットを抱えている女の子。おばあさんは席に正座で眠っている。男の子は本を読んでいる。隣には柔道着を持った体の大きな青年がアンパンを食べている。そして、一番端っこには赤ちゃんを抱いたお母さん。
     一人だけ立っている青年は絵を描いているのだろうか、スケッチブックを持っている。
     これが全部の登場人物。

     「がたたん たん」と電車が揺れると、女の子のバスケットから猫が飛び出した。
     男の子が席を立って、猫を抱きかかえてあげる。
     「キキキキキーッ」と、今度は電車が急停車。おばあさんの膝から毛糸の玉が転がって。おや、みんなでそれを拾ってあげる。
     と、今度は電車の中に小鳥が飛び込んできたぞ。さあ、どうなるのか。

     小さなことでまったく知らない人が少しずつ笑顔をかわすようになっていく。
     そのたびに絵本の中の人たちに彩色されていくという憎い工夫がなされて、やがて電車は駅に着いて、みんな降りていく。
     なんだか楽しそうだ。
     ふたたび、吉野弘の「夕焼け」に戻ると、最後にはこう書かれている。
     「やさしい心に責められながら/娘はどこまでゆけるのだろう。/下唇を噛んで/つらい気持ちで/美しい夕焼けも見ないで。」
     この絵本の人たちは、美しい夕焼けを見る人たちだ。

    投稿日:2016/04/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • 言葉はないけれど・・・。

    初めにちょこっと文章がありますが、そのあとは、
    「がたたん たん」という言葉のみ。
    でもそれがかえって想像力をふくらましてくれて、
    とても楽しい絵本です。
    初めは関わり合いのなかった人たちが、徐々に
    関わり合いをもっていく様子、それを絵と色で表現
    してくれているもの楽しいところ♪
    娘も大のお気に入りの絵本です。
    賞をとったのもよくわかります。

    投稿日:2016/02/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • 幸せな日常の一コマ!

    こちらの絵本は,電車の中の様子が文字はほとんどなくイラストによって描かれた絵本になっていました。
    そのイラストがちょっと懐かしい感じで,初版1988年ですので,親の私はそう私が子供の頃ってこんな感じだったな〜なんて微笑ましい気持ちで見ました。
    我が家の5歳幼稚園年中さんの娘は終始よく見入っていました。
    人のふれあいが温かい,特別感はないけれど幸せな日常の一コマを見ているような味わいある絵本でした!!
    ほとんど文字のないイラストのみの絵本もなかなかいいものですね!

    投稿日:2015/10/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • 2歳には少し難しい

    絵本の内容自体はとってもいいと思います。ただ、2歳の娘には少し理解するのが難しいようです。読み手は、がたたんたんだけなので読みやすいですが…。もう少し大きくなったらまた読んであげたいと思います。色んなきっかけで皆んなが溶け合う感じがいいですね。

    投稿日:2015/06/30

    参考になりました
    感謝
    0

27件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(27人)

絵本の評価(4.46)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット