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おはなしのたからばこワイド愛蔵版(26) 熊ちゃん」 みんなの声

おはなしのたからばこワイド愛蔵版(26) 熊ちゃん 作:今江 祥智
絵:あべ 弘士
出版社:フェリシモ出版
税込価格:\1,415
発行日:2010年03月
ISBN:9784894325159
評価スコア 4.13
評価ランキング 26,425
みんなの声 総数 38
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38件見つかりました

  • 「あとで」という 約束

    読み終わった時、こんなにも切なくてさびしい気持ちになった絵本
    ひさびさです。
    きっと、親にとって、大人にとって、大いに響く絵本だと思います。

    この忙しい世の中、皆自分のことに必死で、
    大切な家族のことですら気にかけてあげられることができない人もいるかもしれません。

    「あとで」という言葉、簡単に使えるけど
    それもひとつのちゃんとした「約束」であること
    みんな分かっているのかな??

    必ずしも、今すぐでなくてもいい
    あとにすることが全部悪いわけじゃない
    だめなのは、「あとで」といって、しないこと。
    みんな、ちゃんと、あとででも、その約束を必ず守ってくれたら
    麻里ちゃんみたいに、こんなに切ない気持ちがつもっていかないのにね…

    熊ちゃんは救世主なのかな?
    どこにいっちゃうんだろう??どうか帰ってきてくれますように。
    不思議な余韻の残る中、パパママおにいちゃんが、ちゃんと麻里ちゃんのこと見てくれて
    麻里ちゃんの今と向き合ってくれる事を願うばかりです。

    麻里ちゃんがいなくなって
    もう二度と、その「あとで」がこなくて、それこそ、後悔しないように。

    投稿日:2015/12/09

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  • 大人が読む絵本!

    読み手によっていろんな考え方があると思いますので、
    まったく私個人の気持ちですが、
    私にとっての絵本は、
    読み終わった後に心が安らぐこと、
    可愛らしさがあって、小さい子でもクスッと笑えるユーモアがあるもの、
    つらいことや悲しいことがあっても
    絵本を読むことで心が和むこと。。
    そういうものが好きですし、
    孫が「もう一回読んで!」って笑顔で言ってくれる
    絵本は最高の褒め言葉だと思って
    思っています。
    ところが こちらの、
    「熊ちゃん」
    私はくまのぬいぐるみも好きですので
    期待していたのですが、
    大人(家族)から相手にされない麻里ちゃんと、
    大人には見えていない熊ちゃんとの
    最後の結末は怖さを感じ
    後味の悪いものでした。

    ただ大人への警告として、
    子供を大切に育てるということ、
    子供の心に寄り添う大切さを表現されているのかとも思います。

    私にとって好きなものや いいものだけを読むのではなく、
    この「熊ちゃん」という絵本に出会ったことで、
    孫に読み聞かせをするときには
    成長に応じて絵本を選ばなければ。。と
    強く感じました。
    まだ幼い孫には見せたくないです。

    投稿日:2015/12/07

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  • まりちゃん待って

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    この本を読んで反省しました.わたしもこどもたちに「あとでね」と言ってしまうことがあります.
    まりちゃんがお父さん,お母さん,お兄ちゃんに話しかけるのにことごとく相手にされずにいるところを見てたら悲しくなってしまいました.「あとでね」と言ったとき,うちの息子たちもまりちゃんのように悲しい気分になってたのかなと思うと胸が痛いです.
    くまちゃんと家を出て行ってしまったまりちゃん.またおうちに戻ってきてくれるのでしょうか.そもそも家族はそのことに気づいているのでしょうか.まりちゃんが遠くに行ってしまう前に,家族は早く真理ちゃんの抱えていた孤独に気づいてほしいです.

    考えさせられる,大人向けの絵本でした.

    投稿日:2015/12/09

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  • あとで・・・

    読んでいてとても切なくなりました。
    麻里ちゃんの視点で描かれているので、麻里ちゃんのいろいろな記憶が自分のことのように思え、とても寂しい気持ちにさせられます。その後、親世代の私たちには、「あとで」と言ってしまう麻里ちゃんの家族たちの気持ちになり、反省の気持ちがわいてきたり、憤りを覚えたりします。
    家族に相手にしてもらえない麻里ちゃんだけど、それを諦めてしまっている。麻里ちゃんは熊ちゃんを思いやり、言葉をかけてあげる優しい子です。
    熊ちゃんとどこへ行ってしまったのか、結末がとても気になる絵本です。
    大人たちが反省して、麻里ちゃんの気持ちに気づいてくれることを願います。

    投稿日:2015/12/09

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  •  「あとで・・」は、大人が子どもに、つい言ってしまう言葉。 「つい言ってしまう言葉」だからこそ、子どもからすると、「ずうっと むかしから」「何度も」言われているのですよね。

     大人は、目の前のことで、いろいろと忙しい。時間に追われて、あれも、これも・・・と。だから、それほど悪気はなく、つい 「あとで」と言ってしまう。

     この絵本を読めば、その悪気のない言葉が いかに子どもの気持ちを傷つけているかが わかります。そして、その言葉だけでなく、「大人」という立場を使って、いかに 子どもの存在をないがしろにしているのかも。

     熊ちゃんの存在は、ある意味、救いではありますが、あえて子どもに読む絵本ではないように思いました。大人が読んで、「あっ、そうだった・・」と自分を振り返ればいいんじゃないかな と思います。

    投稿日:2015/12/07

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  • 気を付けないと…

    いつも「あとで」とあとまわしされてしまうマリちゃん。
    私もつい忙しいとき、あとでを言ってしまうことがありますが、子供がこんな風に感じていたと思うととても切ない気持ちになりました。
    なるべくなら「あとで」は避け、少しでも手を止めて子供の声に耳を傾けるべきだと改めて考えさせられました。マリちゃんのようにどこかへ行ってしまわないように…考える良いきっかけになり感謝です。

    投稿日:2015/12/08

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  • とんでもない間違いをしているのでは?

    「あとで」「今忙しい」という言葉は、私もよく使ってしまっています。でも、この絵本を読んで、もしかしたら、とんでもない間違いをしているのでは?という気持ちにさせられました。
    大人たちに相手にされず、ひとり寂しい麻里ちゃん。一人で見つけたぬいぐるみの「熊ちゃん」と一緒に、森の中へとどんどん進んでしまうのです。
    なんだか麻里ちゃんが二度と戻ってこないような気がして、ぞっとしました。

    投稿日:2015/12/09

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  • どきり

    • さみはさみさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子3歳

    私もあとで、あとでと言ってます。特に次男に対して。朝も夕方も忙しいし、夜も休日も時間があればついつい長男の用事を優先してしまいがちです。次男の声が家族の中で一番大きいのにも理由があるのでしょう。

    ほんのちょっと手を休めればいいのですよね。どきりとした一冊でした。

    投稿日:2015/12/09

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  • 二人だけの世界

    なんでも、あとで・・・昔からずうっと。
    麻里ちゃんの寂しい気持ちが伝わってくるような絵本でした。

    青いリボンのかかった箱から出てきたのは真っ白な熊ちゃん。
    それは麻里ちゃんの孤独が生み出した友だちだったのでしょうか。
    それとも麻里ちゃんを寂しさから救いにやって来たのでしょうか。

    最後、二人で外へ出て行く場面では、なんだか怖くなりました。
    麻里ちゃんと熊ちゃん、どこへ行くのだろう。
    ちゃんと帰ってきただろうか。
    お父さん、お母さんは麻里ちゃんがいないことにいつ気付くのだろう。
    麻里ちゃんの心が遠くへ行ってしまわないいうちに、早く・・・

    日常生活で、子どもについ「忙しいから後でね」と言うことがあります。
    それもしょっちゅう。そのことを反省しました。
    そして子どもの話を聞いてあげて、一緒の目線で同じものを見てあげたいと思いました。

    あべ弘士さんの描くシロクマは本当にふかふかで、思わず抱きしめたくなる温かさがありました。
    まるで麻里ちゃんの寂しい心を包んでくれるような・・・

    ちょっぴり怖くて不思議な、色々と考えさせられる絵本でした。

    投稿日:2015/12/09

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  • 子供にだっていろいろある

    大人になってしまうと、子供はいいはねぇ〜悩みがなくて。とか、ちょっと大きくなると、子供はいいねぇ〜テストがなくて。なんて、ついつい思ってしまいますが、子供にだっていろいろあるよね!

    そんな気持ちを察してか、引越しでばたばたしているところへ、しろくまのぬいぐるみが入った箱が紛れ込んでいて、しかも、なぜか他の家族には見えないようなのです。

    しかも、そのしろくまは、ぬいぐるみなのになんだか心が通じていそう。。。

    とっても不思議なお話ですが、すっと世界に入っていけるストーリーです。

    投稿日:2015/12/02

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