半分の半分、倍の倍はどうなる?ちょっと算数の入ったお話です。
でも、題材が食べ物なので、よりわかりやすい。
アリがケーキを焼いてくるという。そのアリに負けないように、コガネムシはアリの倍の2個焼くという。そして、カエルはコガネムシの倍の4個...そうやっていくと、倍の倍という数は、いかに多くなるかというのがよくわかる。
そして、でも数ではないのね。
たった1個を丁寧に思いをこめて焼いてきたアリのケーキが一番おいしくできたのだから...という、そのへんのオチもなかなかで、話としてはとてもおもしろい。
ちょっと大きい子むけの絵本かな。
7歳の息子に読んでみましたが、途中からは11歳の娘が興味しんしんにのぞき見ていました。
倍の倍、半分の半分、ケーキで話すとわかりやすい。