ビッケシリーズの最終巻です。近くの図書館になかったので相互貸出を利用しました。
息子、最後の本だからと言って「ゆっくり読みたい」と言いました。
子どもなりにこの本とこれでお別れになるからゆっくりじっくりと思ったようです。
ブルドゥース人に囲まれてしまったビッケたち。逃げ出す方法を考えます。
ブルドゥース人たち、石器時代のような格好をした人たちです。それだけに何をしかけてくるのかがわからないところです。
タイトルに「木馬」とあるようにトロイの木馬に似せたものまで登場してきます。ビッケがとんちでどんなことを考えるのか?と思いました。
いつもビッケのとんちの方に目がいってしまうのですが、ブルドゥース人とのかけひきを見ていて、ハルバルが意外と交渉上手なんだなあと思いました。
息子同様このお話でビッケシリーズが終わりかと思うと寂しい気がします。
今の子どもたちが読んでもおもしろいので復刊してほしいです。