ゼラルダと人喰い鬼」 みんなの声

ゼラルダと人喰い鬼 作・絵:トミー・ウンゲラー
訳:田村 隆一 麻生 九美
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1977年
ISBN:9784566001114
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,530
みんなの声 総数 49
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

49件見つかりました

  • 私だったらあり得ないと

    ウンゲラーを少しずつ読んでみようと思い、作家の紹介欄に必ず登場するこの本に興味を持ちました。

    読み終わって、意外なオチに少しびっくりしました。

    私だったらあり得ないと思います。

    こんな風に思うのは、結構はまって読んでいた証拠かもしれませんね。

    ゼラルダと鬼が出会う場面ではドキドキとしました。

    きっかけがあれば、鬼でも変われるのかな?怖そうなタイトルとは裏腹に読後はさわやかでした。

    投稿日:2009/03/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • 生きていく上で 必要なこと?

    • みぽみぽさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 女の子13歳、女の子9歳、女の子4歳

    人喰い鬼を恐れて 子どもたちはみんな隠れている中
    ゼラルダは 町から遠く離れていたために
    人喰い鬼の恐ろしさを知らず 体調の悪いお父さんをおいて一人街へと向かいます。

    ゼラルダはとってもお料理が上手。
    絵本の中でゼラルダが作るお料理は見ていてとってもどれもおいしそうで 人喰い鬼でなくっても絶対食べたくなるようです。
    娘も まじまじと 一つひとつのお料理の名前を確かめながら
    「これ、おいしそう」
    「あ、これも」
    ときっと 心の中で食べていたんだと思います。

    最後のぺージ 幸せそうな一家の絵の中で 子どもの一人が背中にナイフとf−九を持っているところ・・・
    娘は見つけて 「やっぱり人喰い鬼なんやね」
    なんて 感心していました。

    娘いわく、この絵本をよんでから
    お料理が上手なら どんな時も生きていけそうな気がするようになったそうです。

    投稿日:2008/12/25

    参考になりました
    感謝
    0
  • 最後の展開に「えっ!?」

    • くるりくまさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子7歳、女の子4歳、男の子1歳

    子どもを食べるのが大好きな人喰い鬼。町の人たちは子どもを食べられないようにかくします。町では子どもの姿がみられなくなりました。
    さて、町から遠く離れたところに住んでいる「ゼラルダ」という女の子。一人で町へ行くことになってしまいます。

    さあ、ここからドキドキしてお話に引き込まれます。もちろん、人喰い鬼は女の子の匂いをかぎつけ、ねらっているのです。

    そこからの話の展開がおもしろいです。お料理上手のゼラルダが料理で人喰い鬼を手なずけ(?)てしまいます。芸は身を助けるってことでしょうか。

    それから一番最後の展開に「えっ?!そうくるか!」とびっくりでした。お話もおもしろく、絵もひきこまれるはっきりした絵で、読み聞かせにぴったりです。

    投稿日:2008/08/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • 親子でお気に入り!!

    久々に息子と私、両方で気に入ったお話です♪

    最初読み出し時は、めっちゃ怖い!!といった感じ。
    うわあ、怖いお話?!
    と思ったら、後半に思いもよらない展開。
    えぇ?!といった急展開で、
    そのギャップがめっちゃおもしろかったです♪

    この最初と最後のギャップがなんともいえない良い味を出しています^^;

    親子ですっかり気に入ってしまったお話です。

    でもゼラルダの作る料理や台所の風景が微妙に怖かったり、
    突っ込みどころ満載でした♪

    投稿日:2008/04/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • おいしい料理は心も満たしてくれるんだね。

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    昨年の節分の頃だったか?『鬼の絵本』をテーマに、絵本好き仲間とチャットで話題になり、ぜひ読んでみたいと思っていたこの絵本!古本屋でGETしたので、1年遅れで次女に読んでみました。

    タイトル通り、おどろおどろした雰囲気で始まり、読み手も聞き手もドキドキ。

    ところが、後半の大逆転の展開に、びっくり!
    あはは。そうくるか〜?というラストには、思わず笑ってしまいました。

    やっぱり、おいしいものを食べると、心も満たされるもの!
    これは、凶悪な人喰い鬼でも例外じゃなかったのね。

    反対に、インスタント食品やファーストフードやスナック菓子ばかり食べてる現代っ子はキレやすいと聞いたことがあります。
    食事に気をつけなくちゃ!と思うのは、母親の思想かしら?!(苦笑)

    ところで、西洋の鬼は、日本の鬼と違って、角がないのもおもしろいですね!

    投稿日:2008/02/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 料理の魔法

    • とむままさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子13歳、女の子11歳

    タイトルからして怖い感じのこの絵本は大版で絵も迫力ありみごたえ十分です。

    はじめはタイトルどおりの人喰い鬼でリアルな感じでドキドキしました。
    怖い話なのかな??と読んでいくうちに料理好きのゼラルダの料理が出てきて・・・

    心のこもった料理ってやっぱりすごい力があるんだなぁ・・と感じた絵本です。

    聞き応えもたっぷりで小学校の読み聞かせにはお勧めの1冊です。

    高学年になると・・最後のおちに『そーくるか!!』と笑いが起こっていました。
    私も・・へぇ〜と思ってしまいましたね。

    投稿日:2008/02/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • 見ごたえたっぷり!

    • ダリモさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子10歳、男の子8歳、男の子5歳

    題名を見るだけで、ちょっと怖い感じですが、
    話の展開の意外性や、美味しそうな料理の数々、
    とにかく読んでみてほしいです。
    料理によって、人食い鬼の心も変えられるんです。
    ラストは、えっ!?そうなるの!?
    って思ってしまうのは、私だけですかね〜?
    我が子達は、表紙と題名の印象が強く、怖そう!と、
    ビビりながら、見ていましたが、読んでいる時に、
    表情が変わっていくのが、よく分りました。

    投稿日:2007/07/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • 心のこもった料理

    読み聞かせサークルでご一緒してる方が
    2年生のクラスで読んでくださりました。

    人食オニと聞いただけで、子どもたちも
    「このお話し恐いの?」と少しコワゴワムード。
    ナイフを持って、子どもたちを探しまわる人食いオニの
    姿は、迫力たっぷり。
    子どもたちもまるで、人食いオニに狙われたかのように
    ひっそりと、静かにおはなしに食い入ります。

    ところが・・・後半はゼルダの心のこもった料理で
    すっかり心を入れ変わった人食いオニ。
    やっぱり、あたたかくて美味しい料理は心をほぐしてくれますね。
    静かにしていた子どもたちも一気に安心したのか
    食卓に並ぶ料理を指さして、「これがいい!」なんて言い始めます。

    緊迫した雰囲気から、一気に安堵感に替えてしまった
    展開がとてもおもしろい絵本でした。
    大判の絵本で、大人数でも見えやすく、読み聞かせには引っ張りだこの絵本ですね!

    投稿日:2007/03/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • 表紙にも、最初のページにも怖そうな人喰い鬼が、描かれています。最初のページなんか、血のついた(?)ナイフまで持っています。

    この本を読んで、鬼ってなんだろう・・
    って考えてしまいました。
    少なくとも、この絵本の中では、鬼は人間とは違う人種ではなくって、人間なのでは・・・

    なんだか、食育についてつつかれているように思います。
    温かいもの、おいしいもの、愛情のこもったものを食べていると、心も温かくなる・・・みたいな・・

    とにかく、ここに出てくるお料理は、とってもおいしそうなのでした・・

    投稿日:2007/03/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • ちょっと怖い正統派の創作童話

    人くい鬼が出てきたりと、本当に怖いのにいい感じのハッピーエンドとなります。何故か古典的な味わいのある、正統派の創作童話。読んでいて大人も面白い上におなかがすいてしまって困ってしまうかも(笑)ブタや鳥の丸焼きなど、郷土を感じさせる料理も見ごたえあります。

    投稿日:2006/12/26

    参考になりました
    感謝
    0

49件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / おおきなかぶ ロシアの昔話 / がたん ごとん がたん ごとん / パパ、お月さまとって!

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • ゆきのひ
    ゆきのひの試し読みができます!
    ゆきのひ
    出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
    くすのきしげのりさんと、いもとようこさんが贈る、雪の日の心温まるおはなし。


児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

全ページためしよみ
年齢別絵本セット