中学生の息子が学校で借りてきました。
もうすぐ誕生日を迎える健ちゃんですが、お父さんの会社のやりくりが苦しくて、誕生日プレゼントを巡ってお父さんとお母さんが喧嘩をしてるのを聞いてしまいます。
そこで、健ちゃんと健ちゃんのお友達が秘策を考えだします・・。
子どももだんだん思春期に突入すると、大人の事情が少しだけわかるようになってきます。子どもの友達にも両親の不仲な子がいたりするようなので、このお話に共感する子も多いかもしれないです。
親の立場から読むと、ちょっと切なく複雑な気持ちになりますが・・。
短いストーリーの中にいろんな深い要素が入った良作だと思います。
小学校高学年くらいから読めると思います。